ゴムボートバッシング
〜 スローバッシングのススメ 〜
49さん所有 49号 |
■ ボート | アキレス FV−46 FISHING | |
■ エレキ | モーターガイド FW36 Bill Danceモデル | |
■ バッテリー | ポパイ メカニックバッテリー105A | |
■ マウント | ステンレス製自作マウント | |
■ ラダー | ステンレス製自作ラダー | |
■ロッドホルダー | 自作ロッドホルダー | |
■ 魚探 | イーグル フィッシュイージー |
何をおいても49号の最大の特徴は、自作派ゴムボーターにとって最大の懸案である、「エレキのフット化」を実現されている点であろう。 私も実際にその操船シーンを拝見させていただいたが、気になる操作性はアルミボートに何らヒケをとるものではなく、正真正銘完璧な仕上がりであった。 もう一つこのボートが特徴的なのは、標準でライブウェルを搭載しているという点。このボート、既に廃盤らしく、どこを探しても同様のものは見つからないという、非常に希少価値の高いボートなのだ。 尚、このボートをフット化するにあたっての改造費は、何と2000円! その完成度の高さもさることながら、コストパフォーマンスの高さにも驚ろかされる。
◎自作バウデッキ&ステンレスマウント
49さん渾身の作である、自作バウデッキ&ステンレスマウントがこれ。マウント部は持ち前の溶接技術で製作されたという事で、大抵の人には真似できない仕上がりとなっているが、セッティング風景の一部始終を撮影させていただいたので、ご紹介しておこう。構造的なヒントがつかめれば、素材を変更するなどして同様の物が作れるやもしれない。
〜セッティング風景〜
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先ず最初にベースとなる底バーを、底板に敷く。バーの両端はボートチューブに挟んで固定。 | |
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次に2本のL字パイプを底バーに固定。 | |
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固定方法はネジ止め。 | |
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その上にベニヤ合板にクロスを貼った自作バウデッキを載せ、ネジにてL字パイプに4箇所固定。(エレキマウントは予め固定済み) | |
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この時、デッキとボートの間には、擦れ防止とエレキシャフト長の調節の為、クロスを巻いた木片を挟み込む。 | |
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そしてデッキ前部とボートををベルトで結んだらデッキは完全に固定される。これで決してずれたりはしない。 | |
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最後にデッキ上にゴミ箱をマジックテープで固定すれば、快適バウデッキの出来上がり。 | |
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因みにバッテリーは重量配分を考えて、ボート最後部に設置。これでバウが浮き上がるような事はない。 |
◎自作ラダー
ゴムボートをエレキ化した時、無くてはならない物の一つが回転防止のラダー。特にフット化した場合、ラダーなくしてはドリフトの連続で、とてもじゃないが安全な操船は出来ないらしい。49さんの場合、ラダーはライブウェルの木枠部分にネジで固定されている。本体にはステンレス素材を使用との事。 尚、この自作ラダーの効果というのが絶大で、設置以降、ボート操船に悩まされる事は全くなくなったらしい。
◎自作ロッドホルダー
もはやお約束であるカスタムロッドホルダー。49さんの場合は市販されているジャクソンのロッドホルダーを自作のステンレスバーで竿かけモールドに固定されている。これで最大4本までのロッドが搭載可能となる。
おまけ。
チューブ横に手書きのスケールを発見。狭いゴムボート上で暴れるバスを計るのは至難の業だが、これだと簡単に測れそう。すぐ真似できるので、お勧めです。
次はボートドーリーを計画中だそうです。