ゴムボートバッシング
〜 スローバッシングのススメ 〜



じんさん所有ダンスよりパンツ号&専務さん所有GOMUBOUー10号


じんさんと、そのお仲間の専務さんが、当コーナーにてご紹介している達人達の業を参考に、独自の工夫も取り入れ、それぞれの改造ゴムボートを製作されたというので、是非にと、ご投稿いただいた。 さすがに先達の知恵が惜しみなく取り入れられたボートは、初登場にしていきなり完成形という、驚きの仕上がりとなっている。



ダンスよりパンツ号

■ ボート アキレスBF−270
■ エレキ ENDURA30+ビッグフット
■ バッテリー ボイジャー105A
■ 魚探 HONDEX HE−520
■ 自作ロッドホルダー
■ 底板+スノコ2枚
  (防菌、滑り止め加工)
■ バウデッキ風荷物置き場



じんさん所有の「ダンスよりパンツ号」は、前後にエレキマウントが備わるアキレスの定番ボート、BF−270をベースに、過不足ない改造が施されている。 特徴的なのは自作バウデッキで、改造派としては珍しく、木製のパーツを使用されている。 主に荷物置き場として利用されているそうだが、つい乱雑になってしまう船内も、これがあると綺麗に片付きそうだ。

更には、エレキをビックフットで操作されているのも大きな特徴といえよう。 このビックフットスイッチをエレキとバッテリーの間に接続すれば、足元でエレキのオンオフが可能となり、風で流される時などは非常に重宝する。いわば、ハンドエレキが擬似フットとなるのだ。



GOMUBOU−10号

■ ボート アキレスBFX−275
■ エレキ ENDURA 46
■ バッテリー ボイジャー105A
■ ドーリー アキレスボートドーリーW
■ 魚探 UD-3+ギョタッチメント
■自作ロッドホルダー
■ アンカー 鉄アレイ型特殊アンカー5kg
■ エレキチューン 水神装着



専務さん所有のGOMUBOU−10号は、BF−270に予備検査のついたアキレスのパイパロン艇。 これをベースに、ボートドーリー、魚探、自作ロッドホルダー等、先達の知恵に倣い快適装備の多くを備えられている。 ところで、こちらのボートで未だ先達も未装備なのが、Ship Man製の水神。 最近、一般ボーターやトーナメンターの間でジワジワと広まっているパーツらしいが、これにより、速度アップ、水流の安定、バッテリーの節約等、様々なメリットが付加されるそうだ。

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Ship Man 水神

もう一つ特徴的なのは、ボートの下回り部。 専務さんは定番強化の為、防水塗装処理を施した9ミリコンパネを、7:3の割合で底部に敷き、船底と底板の間には、緩衝材としてキャンプ用のマットを挿入されている。 これにより、船体の剛性は大幅にアップし、スタンディング時の安定感や、直進性は大きく向上しているものと予想される。 尚、バッテリーは重量バランスを考え前方に設置。その際には、エレキコードの延長をされている。





7/29NEW!

今回新たに専務さんより、詳細コメント・新画像を頂けましたので、加筆いたします。
以下、頂いたコメントを転載。

(GOMUBOU−10号全景)



■底板について…9mmコンパネをカットして先ず、防水、防カビ材入りの塗料で塗装、
更に油性のニスで仕上げてあります。ボートの形状が先から後まで水平でなく、先端バウ部が、上向きなので、その部分にあわせて蝶番にて接続式としました。安定性抜群です。ただし、運搬大変です。

 


■ロッドホルダーについて…バークレーの壁掛け式4本タイプを使用、アキレスのモールド固定です。固定方法は、本当はボルトとナットで取り付け、取り外しが容易な方法で固定したかったのですが… 間に合わせで100円ショップで見つけた万力で仮に固定したのですが…結局現在までそのままです。 取り付け取り外し簡単で以外と使えてます。前のホルダーの中心を固定でなく、ずらして固定することで、ロッドの先端を少し内側に向けるこてで立ち木、護岸壁などの接触を防止しています。




■鉄アレイ型アンカー…見てのとおり5kgの鉄アレイそのものです。




■水神について…これははっきり効果があるのかどうかわかりません。少々ブレます。
…どれくらいバッテリーのもちが良くなっているのか…う〜ん。なんせ水神ですから、効果があることを祈るだけです。はい。 本来、くるくる動くように取り付けるのですが…ラダー効果を考慮してシャフトに固定しています。水神をつける前は、アルミ製の自作キャビテーションプレート付けてました。こちらの方がブレに関しては良かったです。 実際に取り付けていた時の写真がないのが残念です。

  




■バッテリーは前方に配置してます。前方座板の下にセットしています。最後部に配置するが一般的かと思いますが…
 ボートの安定性を考慮して前方配置としました。自分的にはいい感じです。 エレキの電源ケーブルの延長は、自動車用のブースターケーブルを使用しました。(たまたま安売りしてたもので…) というか、導電性、安全性第一です。先にはワニ口タイプに変更して取り外しを容易にしました。

■台車…必需品です。これもこちらで見て買ってしまいました。少々大きさ、安定性に欠けますが、使い勝手いいです。
 
おまけ…アキレスボートドーリーですがあのレザボアが初でした。先日、琵琶湖で2mほど動かしたらなんと…破損しました。使用2回目です。実際には、1回使用後というのでしょうか?…愕然です。現在、アキレスにメールにて問い合わせ中です。



※管理人加筆。
アキレスボートドーリーに関しては、ボートの自重、スロープの底質をよく考慮したうえで買われた方が良いかも? 私の知る限り、ボート運搬時にドーリーを折ってしまわれた方は、これで2人目。(その方は根元部分をポッキリ・・) ボート運搬時の疲労を軽減する、画期的なアイデアだとは思いますが、耐久性には正直・・・??


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