ゴムボートバッシング
〜 スローバッシングのススメ 〜



管理人達使用のゴムボート




現在管理人達が使用しているゴムボートは、S氏所有のPOPEY 「BEE-X(BX282)」。これまで散々ゴムボートの改造を勧めておきながら、実は自分達はノーマルボートに乗っている(改造技術が無いので・・)のだが、とにかく我々はこれをメインに、リザーバーや琵琶湖での釣りを楽しんでいる。 この愛艇がいかに活躍(?)しているか? については、本サイトの釣行記をご覧いただくとして、ここでは最近良くいただくご質問より、我々のボート環境の詳細と、その出船手順、走行時動画などについて御紹介したい。



   【ボート環境の詳細】(クリックで金額など)



BEE-X本体


フロントデッキ


フットエレキ


バッテリー
 

エンジン


ラダー


ロッドホルダー


魚探


予備タンク


まずはボート環境だが、上記が我々の使用している装備の全てだ。 BEE-Xをベースに、琵琶湖では2馬力エンジン+47ポンドフットのセット、リザーバーではフットコン+ラダーという組み合わせで楽しんでいる。 現状、一般に市販されている免許・船検不要艇としては、ほぼ最高クラスのセッティングではないだろうか? しかし、気になるお値段の方はというと・・・。 総額30万と、こちらも最高クラス・・。 ゴムボートとはいえ、このようにフル装備で揃えるとなると決して安くは無い。



【出船準備】


次に我々のいつもの出船準備風景を御紹介しよう。 ご覧いただくとお分かりかと思うが、フルリグゴンボともなると、タックルを省いてもこれだけの装備が必要となる。 ひとつひとつのパーツについてもそれぞれが重く、また場所をとるので、運搬〜組み立てにはかなりの労力を必要とする。 我々はこの準備を決まって二人で行っているが、車を湖に横付けでも出来ない限り、決して一人でやろうとは思わない。 これからフルリグゴンボの購入を検討されてる方などは、そのへんの事情も十分考慮するべきだろう。



        【組み立て手順】

    次に具体的な組み立て手順を御説明する。

     

    ↑先ずはボート本体とフロアマットを地面に広げ、フロアマットをボート内部へ押し込む。


    

    ↑押し込んだらフロアマットに空気を6割ぐらい入れ、
    (完全に膨らますと本体が膨らまない)
    その後、ボート本体を膨らませたなら、今度はマットも完全に膨らませる。


    

    ↑本体の膨らませる目安は、案外適当。
    少々きつかろうが、ゆるかろうが、それほど影響は無い。
    ただ、フロアマットだけはきつく入れるほうが無難。
    床がグニョグニョしないので釣りしやすくなる。


    

    ↑本体が膨らんだら、今度はボート後部にモーターブランケットを装着する。


    

    ↑続けて前部にもバウデッキを装着。


    

    ↑舷側にロッドホルダーを装着したなら、
    ここで一旦ボートは湖に浮かべ、のこりは湖上での作業。


    

    ↑船内に乗り込み、フットエレキの装着。


    

    ↑後部に回りエンジンも装着。


    

    ↑最後にバッテリーを積み込み、各配線を整えたなら、

    

    ↑これにてようやく作業は完了。
     タックル・椅子・その他を積み、いざ出陣という事になる。
     出船までの大体の様子は御理解いただけただろうか?
     尚、ここまでに要した時間は、二人がかりで約40分といったところ。
     (車を横付け出来た場合で)




【走行シーン動画】


ボート環境〜出船するまでを御紹介したところで、今度は湖上での様子を御紹介したい。「百聞は一見にしかず」 という事で、過去、釣行記で使用した実釣動画をご覧いただこう。 実際の釣行時の雰囲気が良く伝わるのではないだろうか。



こちらは嬉し恥ずかし、BEE-Xの初出船シーン。 S氏が操船し、私の前をエレキで通過してるのだが、速度的にはこれで4速。 47ポンドフットエレキ+BEE-Xの組み合わせだが、スピード感などご参考になるだろうか?

これはそぼ降る雨の中、リザーバーを最低速で遡上しているシーン。 鳥達のさえずりの中、シッポリとした時間が流れている。 ゴムボートには、このような山間のリザーバーが良く似合う。
こちらはうって変わって、大荒れの琵琶湖南湖を大橋に向けて北上しているシーン。このような走行をすると船内には水が溜まり、下着までびしょ濡れになる。 BEE-Xには少々荷が重かったと思えるシーンだ。
さらには、琵琶湖は北山田の漁港を沖へと走っているシーン。周りのマンメイドストラクチャーの遠ざかり方に、2馬力エンジンの速度がお分かりいただけるだろうか。因みにこの時のスロットルの明け具合は6分程度。
一方、こちらはスロットル全開で走行した時のシーン。動画では案外速く見えるが、実はかなりの鈍亀。 二人乗船+タックル満載だと、プレーニングなど全くせず、赤とんぼにも余裕で抜かれてしまう。速度的には駆け足で走ってるくらいだろう。



因みにこちらは琵琶湖南湖をBEE-Xで横断した時のタイムスケジュール。晴天・無風を選んでの走行だったが、それでもこんなに時間がかかってしまった。
実際やってみて分ったのだが、2馬力エンジンの場合、時間効率の面からも安全の面からも、あまり欲張らずにエリアを限定して楽しむの方が無難なようだ。




〜以下、随時更新予定。。

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