ゴムボートバッシング
〜 スローバッシングのススメ 〜


さて今回ご紹介するゴムボートは、主に関東の野池やリザーバーでご活躍される、ノムさん所有のノム号。 このボート、作製するにあたっては、釣行時の快適性やセッティングの簡略化に重点をおかれたそうだが、さてそれは一体どのような改造だったのだろう? 頂いた画像からは、何やらただならぬ独自臭が漂っているが、早速ご紹介してゆこう。 今回の達人もまた、かなりのツワモノだ。(以下、まずは頂いたコメントを掲載)



はじめまして。貴ホームページに触発され投稿してしまいました。 至らぬ改造ですが、ご覧になってください。

 ボート・装備の詳細
@ ジョイクラフトKE5
A ミンコタ ENDURA36
B ボイジャー M27MF 105A
C EAGLE フィッシュマーク 320
D ロットホルダー自作(4本掛けX2)
E エレキマウント自作
F アンカーホルダー ポパイ アキレス
G テーブル 両開きクーラーボックス





コンセプト
@このボートは2人乗りを前提に作りました。
A準備が20〜30分で可能にする為、なるべく軽量、コンパクトである事。
B快適な昼寝。
Cフィールドにあったポイント。
D快適な空間。


@は、私の釣仲間は中年が多くボートを一人で用意するのが辛い為です。二人で釣りをする時、風で向きが変わらないようにする為、アンカーは2箇所設けました。(6kx2)

Aは、釣行終了時の後片付けが辛くなるためジョイクラフトのロウボート(本体+コンパネ12.5mm 25kg )をチョイスしています。

Bは、大人一人が寝れる様、最低限のスペースを確保しました。

Cは、野池、リザーバーが主なため、振動子の向きをよこにセッティング出来る様にし、岸際駆け上がりに魚探が打てる様にしました。

Dは、晴天時、直射日光を避けるため、脱着式のパラソルを装着しました。(雨天時の食事時にも役に立ちます。) 以上が、このボートの主な特徴です。


なお、私の釣行はフローターがメインです。ボートはゲスト用で、ゲストのリクエストを聞いているうちに、上記の様な船になってしまいました。 現在ハンドエレキですが、ダメになった場合フット仕様も考えております。(アンカーシステムも構想進行中です)
今はフローター2基とボート1基を所有しており、3人〜4人のパーティーで主に関東圏の野池、リザーバーで活動しておりますので、近隣の方は声を掛けてください。 身一つ来ていただければ、設備、ロッド、リール、雨具、無線等はゲスト分用意できますので、大人の釣行を楽しみましょう。 それでは宜しくお願い致します。


と、以上がノムさんより頂いたコメント。 つづけて画像もご紹介してゆこう。


まずはこれがノム号の装備一式。 ボート本体、クーラーボックス、エレキセットなど、お馴染みのものがならんでいるが、ここへ落ち着くまでには、色々と取捨選択をかさねられたのだろう。 装備画像はフィッシングスタイルを物語る・・ である。





このシステムは面白い。 ボートべりに装着された空母のような形状のテーブルには、70cmまで測れるメジャーやドリンクホルダー、魚探などが装着され、クーラーボックスのテーブルもあわせ、広大な作業スペースを提供している。 このへんの改造もまた、ご友人のリクエストなのだろうか? 夢をつぶさに具現化してくれる友人・・ 私もそんな友が欲しいものだ・・





別角度からのショット。 ロッドホルダーやアンカーシステムの具合がよくわかるだろう。 『テーブルの魚探を睨みつつボートを進め、ここぞというポイントにアンカーを降ろす。 そしておもむろにロッドホルダーからロッドを取ったなら、目指すポイントへキャスト!』  思わずそんな画が浮かんでくるような画像だ。





おっと、これは!? この紳士がノムさんなのだろうか? かくいう私も今や立派な中年バサーだが、いつも正午過ぎにはこんな格好で爆睡している。 もはや昼寝無しの釣行は考えられない・・。





パ、パラソルまで!? 以前私はネタで、『ゴンボ+パラソル』というコラ画像をこしらえた事があるが、まさか実践されてる方がおられたとは・・  いやいやどうして、結構サマになっております。





別角度より。 『パラソルの下、テーブルを挟みつつ食事をし、午後からの釣行や日々のよしなしごとについて語らう。。』 パラソルとはノムさんいわく、「大人の釣行」を演出するアイテムなのかもしれない。





これは横向きに付けたという振動子。 駆け上がりに魚探を打てるようにとの事だが、モニターにその様子はどのように映るのだろう? 色んな事を考え付く方がおられるものだ。



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