ゴムボートバッシング
〜 スローバッシングのススメ 〜
パウpauさんの快適改造テクニック |
@バウデッキ
黒のフェルトと一部滑り止めシートを貼り、ロッドホルダーをつけてみました。中央部にタックルボックス 左にゴミ箱と灰皿 右にロッドという形になります。アンカーシステムはこれからまだまだ変わってまいりますが一応これで第一段階クリアといったところです。
(※前部操船者の操作性に拘り、前を向いたままで一切の動作が出来る事を最大の目標としていたパウpauさんだったが、この画像を拝見する限り、その願望は完全に成就したようだ。 この工夫が如何に快適なものなのか、2人乗船経験者ならば、ひとめ見ただけで十分ご理解いただけるかと思うが、個人的には、出っ張り形のアンカーシステムに注目したい。 私などはアンカーを使用する際、舷側よりロープで垂らすという方法をとっているのだが、その場合、ロープがチューブ部に擦れたり、水にぬれた泥まみれ、藻だらけのアンカーが船内に残ったりと、釣行毎にはいつも不快に感じていた。 だがこのシステムならば、そういった不満とは一切無縁でいられそうだ。 このアンカーシステムに関しては、この先更なる改造が施されるそうだが、その行き着く先がどんなものになるのか、今から非常に楽しみだ。
A後部マウント
いつかは・・・エンジン・・・そんなことを思い浮かべて前回から大幅に変更しました。ホームセンターで見つけたイレクターパイプでの製作です。結果論ですが後部搭乗者にも快適な椅子になりました。思いのほか安価にできましたので結構満足しています。 このマウントにはこれからドーリーが装着される予定で 現在、どんなキャスターを取り付けるか検討しております。 あと・・・思いつきですがこのマウントに上手にドーリーがついたら台車に変形しないかな?なんてことも思っています。 行きの下りはともかく帰りの上りにたたんだボートとその部材は乗っけて運べないかなと・・・もう少し考えないと駄目ですねw
(※このイレクターマウントの完成度はどうだろうか! かつてイレクターを使用したゴムボートは、海釣り用途のそれで見かける事はあっても、当サイトでご紹介するのは、これが初めての筈。 パウpauさんによればこのイレクター、比較的安価かつ頑丈で、拡張も容易らしいので、今後あらゆる用途での使用が期待出来るのではないだろうか? 因みに例によってググって見たところ、こんなメーカーサイトが見つかったが、パイプ形状も豊富でカラーも選べ、まさにボート改造にはうってつけの部材。 うまくやればロッドホルダーだろうが椅子だろうが何だって作れるのではないだろうか?(勿論私には無理ですが・・) パウpauさんもきっとこのイレクターパイプに可能性を見いだし、今後ドーリーへの進化も検討されているのだろう。 アンカーシステムに続き、こちらのほうからも目が離せない。)
前回より様々挑戦してまいりましたが 失敗例も紹介します。 エレキのパワードームとラダーにアクリル板を使用しましたが 3度目の釣行にして割れてしまいました。 厚さ3ミリ程のものを使用しましたがどうやら対候性に問題があった様子で劣化が思いほか早かったようです。 今後、アルミの板か樹脂の板に変えてゆきます。
(※という事で、これはパウpauさんから頂いた貴重な失敗例。 たとえ達人といえど、一朝一夕に満足のいく改造がなる筈もなく、そこには様々な苦労があるのだ。 私などは頂いたコメントをご紹介させていただくだけしか出来ないが、今後生まれる達人達の参考になれば、これ幸いである。
これまでも御紹介してきたように、精力的に新たな改造を施し、どんどん理想のボートを実現されてきたパウpauさん。 今回もまた、更なる改造をされたという事で、再びご紹介させていただく。
これがこのたび新しくなったパウpau艇。 ご覧の通り、あの特徴的だったフロントデッキ・後部マウントは形状が一新され、スタビライザーもアクリルからアルミへ変更されている。 頂いたコメントによれば、『今回はゴムマンもどきのパウマン(命名:モチゾー)での挑戦です』 とあるので、あのmotizoさんのゴムマンを参考に、前後のデッキ部分を大きく構造変更されたのだろう。
フロントデッキを上から見たのがこの写真。 以前のものに比べると随分小さくなり、ロッドホルダーやアンカーシステムも、今回は不採用となっている。 手前に見えるワニ口クリップは、デッキ裏でエレキと配線がなされてるのだろうか? ゴミ箱だけ以前のままなのは、パウpauさんの人柄を表しているようで可笑しい(笑)
横から見た写真。 ボートチューブに沿って大きく湾曲している部分(灰色部分)が、今回新たに採用されたパウマン。 ボートへの装着方法が独特だ。 ロープガイド(矢印部分)をうまく利用し固定されている。 まさかロープガイドがこのような使われ方をするとは、メーカーも想像しなかっただろう。
かわってこちらは後部マウント部分。 こちらも今回新たにパウマンを採用し作り直されたそうだが、固定方法などは見ての通り。 御本人も仰るとおり、意匠的な部分はゴムマンの構造を模されたようだ。 がしかし、一体こんなものどうやって作られたのだろう? やはりお得意の集水枡を使って作られたのだろうか? 何れにしても、これにてパウpau艇は、エレキ2機がけボートへと進化したもよう。
後部マウント(パウマン)単体の写真。 構造的に難しいものではないが、シンプル・イズ・ベスト。 持ち運びにもかさばらないし、なかなか使い勝手も良さそうだ。
10/19NEW!
これまでもゴムボ改造に並々ならぬ情熱を傾け、次々に新しい技術を考案されてきたパウpauさんであったが、今回はついにドーリーに着手されたという事なので、ここに御紹介させていただく。
これが今回新しく御投稿いただいたドーリー写真。 残念ながら詳細については不明だが、構造的には見ての通り。 ドーリーは自作後部マウントであるパウマンへの着脱方式となっており、螺子による角度調整が可能なようだ。 これまでも御紹介してきたとおり、自作ドーリーの最大のキモは、強度面をどうするか?に尽きるのだが、タイヤ径、軸の素材・強度等、パウpauさんの場合も、ご自身のスロープ環境に合わせ、十分に検討されたのだろう。 ドーリー自作を考えておられる方などは、是非ご参考にされたい。