ゴムボートバッシング
〜 スローバッシングのススメ 〜
takuさんの 快適改造テクニック |
「数の子号」の最大の特徴は、2人乗りを大前提として製作されているという点。普通、4人乗りゴムボートをフル改造してしまうと、著しく居住性が悪くなってしまうのだが、takuさんは後部に自作デッキを設ける事で、これを見事に解消されている。それ以外にも狭いゴムボート内を如何に広く使うかという点において、様々な工夫をされておられるので、タンデム派ゴムボバサーの方には大変参考になるだろう。(以下、原稿転載)
◎数の子号全景
@ ラダー
(これが無いとドリフトしまくります!)
A リアデッキ&回転イス
(ハイバックシートをつける予定です!)
B キャスティングシート
(アルミボート用です!固定方法は次項にて!)
C 中央デッキ
(立てます!)
D バッテリーBOX
(延長コード・端子台・デッキ固定に必要です。中には、アンカー・カッパ・長靴・鍋・コンロ・ポンプ等)
E ミンコタ50T
(無段変速はいいですよ!アンカーは要りません!)
F バウデッキ
(竿止めゴムバンド付き!)
G イーグル製FISHMARK480
(ホンデックスの半値でかなりの性能です!45000円でした!)
このボートは2人乗りを前提に作りました!
やっぱりお連れと2人でビール片手に楽しむのは最高です!
◎自作ラダー
固定部はSUS製の金具です。@のナットで締めてリアデッキに固定します。そしてAの蝶ナットで高さレベルを調整します。岸に近づく時は写真の状態に上げます。 Bは木製ラダー部です。腐食防止に塗装しています。
◎自作リアデッキ
@自作リアシートは回転テレビ台を使用。スペース確保の為、シートは後方チューブの上部にもってきました。予算があればハイバックシートに変更したいです。Aは保護パット。水平レベルの調整とボートの摩擦を防ぐ為、ゴムパッキンを当てています。Bはヤフオクのmotizoさんのマウントを改造しました。3000円で安かったです!motizoさんはたまたまご近所さんでした!ここにスライド式に前から取り付ける仕組みになっています。(写真撮り忘れ)
※)管理人注
「motizo」さんとは、ゴムボートやアルミボートのパーツ・改造等を、良心的な値段でヤフオク販売されているお方。オークションコーナーへのリンクはトップページに有り。
◎自作バウデッキ
こちらもヤフオクのmotizoさんのマウントの改造です。W3/8のボルトを2本だし、これにデッキを蝶ナットで取り付けます。フットエレキではないので、バウデッキは魚探・竿置等に使用しています。
◎自作バッテリーボックス
ここにシート付きクーラーBOXと中央デッキが取り付きます。@部分よりワニ口クリップを使いAのボルトに送電します。BはAの表面です。蝶ビスだけが緩むようにしてあり、ここにエレキの電源を繋げます。
Bの見えている電線は魚探用です。コネクター端子で簡単に接続できるようにしてあります。(写真無し)ちなみにこの箱はCの様に大変コンパクトになるので運搬にかなり適しています。
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@ | A |
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B | C |
◎自作シート付きクーラーBOX&中央デッキ
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@ | A | |
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B | C |
@とCとをマジックテープにて固定します。Aのシート等は市販品です。土台は作成しました。Bの中央デッキはなんと立てます。しかもかなりの安定感です。でも立つと後ろがキャストしにくくなるので、相方がお昼寝中のみです。
7月16日 加筆!
takuさんの「数の子号」に、新たに数箇所の改良が施されたもよう。
元来、2人乗船時の快適性を追求されていたtakuさんだが、今回は懸案であったバックシートを、より快適性の高いハイクラスの物に変更された。以前の回転椅子から背もたれ付きの本格的な物になり、後部乗船者の快適度も大幅にアップした。
更にはデッキ部も以前の状態から、若干の拡張がなされた様子。
これにより従来の後部に設けられていたロッドホルダーに加え、新たに前部にもホルダーが加わり、ロッドの搭載本数もほぼ倍増。同船者も気兼ねなくロッドを持ち込めるようになった。また、ロッドを搭載しない時はちょっとしたテーブルとしても利用でき、狭い船内をより有効活用できるようになった。