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5月5日 世木ダム〜日吉ダム ゴムボ 11:00〜18:30

昨日に引き続き、二日連続のゴムボバッシング。
 on 子供の日。 with S氏。 (※昨日分は日吉BBS参照)


前日、酒池肉林、阿鼻叫喚の日吉のサイト合戦で、
すれっからしママ&パパに翻弄され、丸一日を棒に振ってしまった反省から、
今回は場所を変えて 日吉ダムのお兄さんダムであるところの 「世木ダム」へ釣行。
日吉があれほどの「大巣ポーニング大会」だったんだもの、
お隣さんの世木ダムだって きっと・・
数こそ出ないものの、釣れればデカイのが世木ダム、
首尾よくスポーニングエリアさえ発見出来れば・・・
あとは濡れ手に粟の・・  うしし・・


そんな訳で、ヤル気満開、下心全開で世木ダム上流は桂川よりエントリー。
子供の日ということで、「大漁旗」ならぬ「鯉のぼり」を船首に掲げ、
意気揚々とダム方面へ下り行く。




(風になびく S氏持参のこいのぼり)


空は五月晴れ、目には青葉、川面から吹き上がる風はひんやりと心地よい。
まさに癒し系リバーの真骨頂。
我らが癒しのフィールドは今年も健在なり。。


下りながらの水中観察。
バスはいないものか?

例年、この癒し系リバーへバスが遡上してくるのは6月初旬。
産卵から回復したバス達が、フレッシュウォーターや餌を求めて川を上り、
岸際のエグレや瀬のそこかしこに居つくようになる。
その頃を見計らって ここへ訪れるのが我々の いつものパターン。
今年もそろそろいるかな?


偏向グラス越しに いかにもそれらしい よどみやワンドを覗き込むが、
バスの姿はどこにもない。 やはりまだ時期尚早なのか?
しかし それならそれでいい。
まだ世木のバスはスポーニングを終えてないという事、
ならば、このままダム本湖へ向かい、スポーニングエリアを直撃するまでだ。
と、進路をダム本湖に決定。
流れのままにダム本湖へと漕ぎ出でる。


どんぶらこっこ、どんぶらこっこ。。
しばし 波に揺られプチ川下りを楽しんだ後、
いざ!と 期待の本湖へ下り出てみれば・・・

「え〜!」

そこに現れたのは まさに絵に書いたような休日のハイプレッシャーレイク・・・
湖面のあちこちには 色とりどりのゴムボート、フローター、カヌーらが浮かび、
岸際のほぼ グルリは へら師、鯉のブッコミ師、オカッパラー、キャンパー
達に占領されている・・。

「こ、これは・・・  つ、釣りする隙間がない・・」

ただでさえ狭い世木ダムは 休日をアウトドアで楽しもうという人達で埋め尽くされ、
ボートで移動するにも四苦八苦する始末・・
とてもスポーニングエリアを探すどころではない・・

しょうがなく、ただ空いているという理由だけで いくつかのポイントに入り、
しばらくやってみるも、全然なしのつぶて・・。
これだけハイプレッシャー化していると、もはや釣れなくて当然という気さえしてくる。
どうしよう・・?
このまま ここで耐え難きに耐え、釣れない釣りを続けるか、
それとも 思い切って日吉でエントリーし直すか?
2者択一を迫られた結果 我々のとった行動は??




日吉ダムへの リエントリー。
30度近い外気の中、汗だくになりながら桂川の流れを逆行し、
エントリーポイントまで舞い戻り、ボートを再び車まで持ち帰ったら、
そのままボートが膨らんだ状態で車の天井へリフトアップ。
そして落っことさないように そろりそろりと日吉ダムまで搬送。
その間、およそ5分のプチ移動。
ふ〜、やれやれ。




思いもよらず昨日に引き続き 来てしまった日吉ダム。
あれほどの大赤潮がたった一日で消える筈もなく、やっぱり今日もまっかっけ・・
例年のこの時期ならば 産卵系バスがウロウロしている 小倉谷ワンドも、
今日は透明度0。 何も見えない。
少しでも水のましな エリアを求めて色々周ってみるが、どこもかしこもまっかっけ・・
昨日周った下流域の世木林〜らくだ島間には わずかに残っていた水のいいエリアも、
ここ上流域には全く見つからない・・。


暑いし、釣れないし、ネストも見えないし、気分はもうダルダル・・
すっかりやる気をなくした我々は ラジオで阪神戦を拝聴するなどして、
すっかりだらけモード。
意欲的にポイント移動する事もなく、ただ竿を出しているだけといった
状態のまま 時間はどんどん過ぎ、気が付けば もう夕方過ぎ。
そろそろ戻りつつ流して行こうか、ということになり、
帰る道すがら たまたま通った通称 「残され島」にて上陸。



立ちション&ストレッチ休憩をしつつ、何気なくカットテールワッキーを
足元のエグレに ぽちゃりと落としてみたら・・
いかにもたまたま的に 40センチくらいのバスがヒット。
見た感じ プリともアフターとも判断つきかねる感じ。
ただサイズのわりに 恐ろしく引く元気な奴だった。


結局、この一匹が最初にして最後の一匹となり、この日はこれにて納竿。
2日連続の日吉釣行も、2日でたったの4本
と、春とは思えない貧果。
GWのハイプレッシャーを差し引いて考えたとしても、あまりにショボすぎる・・。
次の週末は京都チャプターも開催されるというし、
今年の日吉プリバス捕獲計画は 一度の日の目を見ることなく
これにて終了・・・ かな?
(ただし、小さい奴は6月にはいってからピークを迎えると思います)


それにしても解せないのは、なぜ昨日下流域であれほど発見できた
ネストが、今日上流域では一つも発見できなかったかという事。
たった一日でスポーニングが終了するとも思えないし、
昨日で全て抜かれきった とも思えない。
やはり濁りが原因なのだろうか?
ま、そのへんの疑問は 今週末行われる 京都チャプターの結果を見れば
少しは解明されるかな?