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 9月23日 日吉ダム  ゴムボート  10:30〜17:15

「貧果にあえぐ・・」とは、
まさしく 本日の我々の為にある言葉でありましょう・・


結果から申し上げますと、本日の釣果、
一日7時間、みっちり湖上の人となった末、
私2匹、S氏0匹という 見るも無残な内容に終わりました・・


航程はいつものパターンに於きまして、
小倉谷ワンド出船→滝谷ワンド付近→火の谷ワンド付近→世木ダム方面
→立木という、上流お約束コースでありましたが、
本日は厳しさまでもが お約束だったようです・・



既に盛夏のパターンに無い事は、
湖上に出た瞬間感じましたので、
いつもより少し深い所、ワンドのブレイクやディープフラット、
ボトムストラクチャー等を ワッキーやスプリットリグで
丹念に探ったつもりでありますが、
意に反して 期待したような反応は 全く得られませんでした。
全く己の未熟さを痛感する次第で御座います。



あえて皆様のご参考になど ならない事を承知の上、
私が辛うじて釣った 2匹のバスについて ご説明させていただきますと、
それは、火の谷ワンド出口付近のフラットボトムでの事と、



世木ダム下の曲がり角付近での事でありました。

前者は5m程度のフラットボトムをカットテールワッキーで、
後者は回遊コースのブレイク上を 3nパワーホッグの
スプリットショットリグでズル引く、といったものでした。


私なりに解釈しますれば、
前者は秋を先取ったバス、後者は夏を引きずったバス、
と、いったところでありましょうか?
まあ、たった2匹での推論ありますから、
一笑に付していただくのも自由かと思います。



簡単に書くつもりが、少しばかり長くなりました。
今回は このへんで終わりたいと思います。
毎度毎度の釣れない釣行記でありましたが、
お付き合いくださいまして ありがとうございました。


追伸
本日、日吉ダムに於きましても、
和知フルーツの繁殖を確認いたしました。
全く、身の毛のよだつ思いでございます・・


 9月15日 和知ダム  ゴムボート  10:30〜18:00

今日は記念すべき 阪神優勝の決定日。
その瞬間を この目でしっかり見届け・・・・
・・・る事もなく、一路釣り場へ。。


今回行ったのは 京の幽玄リザーバーこと、和知ダム。
そして今回は いつものS氏に加え、
シマヤンさんも ゲストとしてスペシャル参戦。
それに合わせ、ボートも いつもの「幸せの黄色いゴムボート」+、
私所有の臨時艇 「蒼き妖精」も投入しての ツーボート体制。


つまりは、ゴンボエレキ未体験のシマヤンさんに、
湖上から見る 幽玄リザーバーの美しさと、
ワッチー名物 「小バスの入れ食い」 を堪能してもらおう
と思って・・
果たしてこの計画、上手くいったのでしょうか?





全ての準備を終え 出船したのは10:30。

「幸せの黄色いゴンボ」 に私とシマヤンさん。
「蒼き妖精」に S氏が乗船し、
黄が青を牽引する形で、上流へと向かってゆく。。







大人3人を引きながらも 快調にボートは進む。
湖上から見る景色は 陽光に映え、
空は 高く、空気は爽やか。
最近までの残暑厳しい天候とは うって変わって、
湖上を吹き渡る風は どこかほんのりと秋を感じさせる。
あ〜、こんな日に 爆釣出来たらいいな〜・・





秋の気配をを感じつつも、程無く走ったところにて停船。
ここで一旦、「蒼き妖精」 を切り離し、
2艇に別れて それぞれ思い思いのポイントを攻めてみる。


私は、いつものカットテールワッキーで、
オバハン直下のバスを、
前席のシマヤンさんは ラバージグで
ボトムがらみのバスを、
期せずして効率よくも、2通りの釣りを展開してゆく。

・・・わけだが・・・




うう・・・
開始2時間も経つのに 何にも釣れん・・
その後、ポイントを変えながら それらしい所を撃ってはいるが、
ギルバイトすらほとんど無し・・
少し離れた所でやっていたS氏に聞いてみても、
彼も全く駄目らしい・・。


先回の ワームの消費が馬鹿らしくなるほどの
小バス無間地獄と比べ、今回はあまりに活性が低い・・。
3連休の最終日という プレッシャーがそうさせるのか、
一気に秋めいてしまった天候がそうさせるのか、
何にしても とても同じ湖だとは思えない・・
シマヤンさんも、なんでだろ〜♪と、首を傾げていらっしゃる。


あ〜あ、こりゃ今日は駄目かな?
もしかしたら 坊主もありうるかも?
せっかくシマヤンさんの初出船なのにな〜・・


なんて思っていたところ、
そのシマヤンさんに 本日初のヒット!
(ルアーは忘れた・・)
が、ぬひょろろ〜んと、上がってきたのは、
これまた 如何にもワッチーサイズなマイクロバス・・
普段、琵琶湖に立ちこみ 大型怪獣を狙っておられる氏だけに、
これには 釣った本人も かなりウケてらっしゃる。


が、しかしシマヤンさん、
とりあえずは 記念すべき初ゴムボエレキフィッシュ!
何はともあれ おめでとうございます(笑)





悲しいかな 特筆する事も無く 時は一気に夕暮れ。
依然、和知ダムは我々に厳しく、
未だ二人しての釣果は 10匹にも満たない。
何とかしようと あれこれやってはみるのだが、
折からの強風のせいで、ボートポジションもままならず、
なかなか思うような釣りが出来ない。


ここまで 私とシマヤンさんに、
それぞれ一回ずつ ひょっとしてランカー?
というような疑惑のバイトはあったものの、
何れもキャッチアップまでには 至っていない・・。
一方、「蒼い妖精」のS氏はというと・・


途中から 完全に行方不明・・。
きっと軽量級ボートなので、
風に流され どこかへ行ってしまったのだろう・・


風は強いし、そろそろ帰りの時間も気になりだしたし、
S氏の行方も捜さなきゃいけないし・・
はぁ〜・・、
釣れてないけど、そろそろ 戻りながらやりましょか・・?
と、何のドラマも起こらないまま、
スタート地点へ折り返す決断をする我々・・


そして その帰る道すがら、ついでだから・・
と、疑惑のバイトがあった 竹薮がらみのポイントへ入りなおし、
バラした時同様、SPEED FALLのワッキーがけを
横倒しになった 水没竹の隙間へポチャリと落とす
と・・



2mほど落とし込んだところで 突然 「グイ!」
っと 力強く引き込むようなアタリ!
「お! アタッた!」
慌ててロッドを立て バスを浮かそうとすると、
今度はグイグイと ヘッドシェイクする感触!


「おお! このふり幅はデカイぞ!」
「上手くいけば 久々の50越えか!?」


脳裏には 誇らしくランカーを高々とかかげる私&、
それを祝福するシマヤンさん&S氏。
「やったー! 最後の最後にドラマチックな展開が待ってた!♪」
「絶対逃さんぞ!」


と、「グキン・・! ギシギシ!・・」
「しまった! 巻かれた!」


ラインは5ポンド、フックは小さなマスバリ。
無理すれば 簡単に切れるのは明らかだし、
決して無茶は出来ない。
恐る恐るロッドを揺すっても、ラインを引っ張っても
全然うんともすんともいわないし、
ほんとにもう どうしよう・・



たまにグイグイと ラインが引き込まれるので、
まだ魚が付いているのは確かだけど、
ラインが切れる寸前まで引っ張って見ても、
どうにもこうにも 出てこない・・。


もうこれは粘ってみてもだめかな・・?
魚には可愛そうだけど、諦めるしかないのかな・・
と、思い始めていたら・・
ん? 何か かすかに水中に見える・・
あ! 魚だ!
バスだ!
水面下1mくらいのところで 見事に水没竹に絡まってる・・
サイズは・・?
45pくらい・・?



しかし、辛うじてバスの姿は発見できたものの、
これが捕れそうで捕れない・・。
シマヤンさんに腕を突っ込んでもらって捕ろうとするのだが、
透明度が悪く たまにしかバスの姿が見えないのと、
水没竹が あまりにも複雑に絡み合っているのとで、
思いのほか 捕獲は困難・・。



おまけにその水没竹ったら、
何だか物凄く気色の悪い ぶよぶよしたメロン大の
カマキリの卵、もしくはエイリアンの巣のようなものが
数珠繋ぎに連なっているし、
それに、少し油断したら 更に気色悪い 蜘蛛の巣、
青虫、蛇、蜂、漆、その他諸々で一杯のオーバーハングに
ボートが突入してしまいそうになるし・・


(合成写真で再現してみました。まんまこんなだった)


ふ〜・・
もうかれこれ 20分くらい奮闘してるけど、
全然捕れそうにないし、シマヤンさんも びしょびしょになってて
なんだか申し訳ないし、もう諦めようか・・・


と思ったけど・・・

その後 更に更に更に更に更に 頑張って、
気持ち悪さに耐えて 奮闘していたら・・・
やった! 捕れたー!!
シマヤンさん、有難う!



んが!思ってたより全然小さかったー!(涙)
39.8pしかなかったー!
ごめんなさひーっ!





で、結局、この日の釣果はこの一匹にて終了。
終わってみれば、私4匹。 シマヤンさん6匹、
その後下流にて発見した S氏が11匹で、
ボート単位でみれば、1ボートにつき 約10匹という内容。
予定していた 小バスの数釣りとは程遠い 今回の釣行となりました。


それにしても あのぶよぶよの物体は何なんだろう?
何かの卵?
植物?
どなたかご存知の方、BBSで教えてください。