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2月29日  日吉ダム  ゴムボート  11:00〜17:30



「♪梅は〜咲いたか〜 アタリは〜 まだかいなぁ〜♪」


梅が咲き、ウグイスは鳴き、
町行く人々の外套姿も 日に日に少なくなってゆく
今日この頃ですが、
そんな春めいた様子とは対照的に、
依然、日吉の今は厳しかったのでございます。



昨晩から降り続く雨が止んだのを見計らい、
勢い込んで乗り込んだ日吉ダムでありましたが、
またしてもお寒い結果となってしまいました。



これにてリザーバー通算12連続坊主でございます・・
もはや誰がどうやっても今の日吉は釣れないのでは?
という気さえいたしております。



シャローカバー・・
ディープフラット・・
ボトムストラクチャー・・
マンメイド・・
立ち木や橋脚・・
岩盤沿い・・
岬の風裏・・
ワンドのミオ筋・・



新規導入した魚探もフル活用し、
あらゆる策を講じたつもりでしたが、
岬の先端ディープにてワンバイト、ワン歯型あったのみでございます。





ベイトフィッシュの影が20m付近に多く見られた事から、
残された手段として15m以深のスーパーディープ攻略、、
というのもあるにはありますが・・
ま、恐らく釣れない事でしょう。



万策尽き果てた今、
大人しく日吉の春が到来するのを待つしかないのかもしれません・・
2月8日  日吉ダム  ゴムボート  10:00〜17:00


釣行前夜。。


「♪チャランランラン、チャランランラン♪」
携帯メールに着信あり。
エクソシストのテーマはS氏から。



見ると、 【明日は新兵器を投入】  ・・とある。
?ん、何だろう?
さては秘密のルアーでも買ったかな??





一夜明け 釣行当日。
いつもの場所にてボートの準備。
と、そういえば・・


「なあ〜S氏、 昨日 新兵器って言ってたけど、アレ何?」
「新しいルアーでも買ったん?」


そこですかさずS氏、
ニヤリともせず車から取り出したものは・・・




 
  (HONDEX−HE6100)



「わわ! どないしたんや、それ!?」
「魚探やないか! 買うたんか!?」



聞けば、
先回釣行時に arioさんの魚探を見るにつけ、
自分も どうしようもなく欲しくなり、
その日のうちにネット購入したんだとか・・



そういえば先回、何事にも淡白なS氏にしては、
やけに熱心にarioさんの魚探説明に聞き入っているな〜。
とは思っていたのだが・・
まさか本気で買ってしまったとは・・・!



ゴムボート関連一式を
漢のカード一括払いした時といい、今回といい、
いつもS氏の発作的購入には驚かされる・・



おまけに 準備も良く、
オプションのギョタッチメントやバッテリーケーブルまで買い揃えているし(笑)
いつの間にそんな勉強してたんだ!
凄いぞS氏!





という訳で 到着早々、
S氏の予想外な新兵器に、大層ビックリさせられた私であったが、
実はもう一つ ビックリな事があった。


それはコレ。




S氏に対抗して・・
という訳ではないだろうが、
「私も新兵器!」 といいつつ、シマヤンさんが差し出した物は、
なんと生イクラ(笑)
確かにある意味、魚探以上の新兵器かもしれない・・・





一気にはしょって、今は12時。
場所はコンクリープラント。





飯を食いながら、簡単に前半戦を振り返ってみると、
出船後、先回アタリのあった橋脚を メタルジグ、ジグヘッド、ワッキー
生イクラ(笑)等で攻めて、ノーバイト。



    (橋脚)

それからプラントへ移動し、
魚探に映るベイトフィッシュの影(14m)を
同様に狙ってノーバイト。



  
(プラント上)


な具合・・。
ダブル新兵器の投入もむなしく、
風の強さに翻弄されっぱなしな前半戦は、
とても釣りどころじゃない感じ。



むしろそんな釣れない釣りよりも よっぽど楽しいのは、
こうやって釣り場でキンレイシリーズの冷凍鍋を食す事。
どの種類を食べてもやたら美味い。



私はチゲ鍋をいただくのだが、
これは身体を中から温めるといった点で、
冬のアウトドアにはもってこいだし、当然味もうまい。



S氏は長崎チャンポンを食しているようだが、
これも異国情緒があってなかなかによろしいし、
具もバラエティーに富んでいる。



しかし、最も美味そうなのはシマヤンさんのコレ。


(シマヤン流雑炊)


キンレイ鍋焼きうどんを食した後の残り汁に、
コンビニのおにぎりをぶち込み、
上から海苔を散らして、ひと煮立ちさせたものだが、
見るからに美味そう。
乾燥した海苔を散らすところが心憎い。
今度真似しよう。





特筆する事も無いので、
更に更に更に時間をすすめ、一気に17:00。
場所は小倉谷ワンド。
つまりはスタート地点。



後半戦を コンプラ→ らくだ島→ イビキ谷と
精力的に回ってみたものの、アタリは遠く、
おまけにイビキ谷最奥部まで行ったところで
バッテリーが尽きてしまい、
その後は根性と体力の人力操船。
(トップ絵はその時の様子)



よりによってなんでこんな所で・・?
と、バッテリーの不調を恨みつつも、
ほうほうの体でたどり着いた小倉谷ワンド入り口で、
パワーホッグ3inのスプリットショットに
かろうじてワンバイトあったものの、
10cmくらい浮かしたところで無念のバラシ。



途中、ドライブがてらに様子を見に来られたarioさんに、
コーヒーの差し入れを頂いたりする嬉しいハプニングもあったが、



(わざわざ崖の斜面を降りてきてくださったarioさん)



それ以外、これと言った出来事も無く、
気が付けばもう既に帰る時間。
悲嘆にくれながらも見上げる空には
チラチラと雪も舞ってきたことだし・・


・・そろそろ帰りましょうか・・



という事で、
目下、連続坊主記録を9にまで伸ばしていた私は、
見事、栄光の二桁連続坊主記録を達成・・・









したと、思うでしょ・・
・・・でもホントは・・






半年振りの某湖で・・→
ココ
2月1日  日吉ダム ゴムボート 10:00〜17:00




「本日快晴!」
という予報を疑りたくなるような濃霧の中、一路日吉ダムへ。
with S氏。
バリバリに凍てつく田畑を横目にR9を北上すると、
園部辺りで、携帯メールに着信あり。



見るとメールは roroさんからのようで、
今日一日 ゴムボ釣行に ご一緒していただけるとの事。
更に本日の朝、BBSをチェックしたところ、
急遽 arioさんも出撃される事になったとかで、
何やら賑やかになりそうな気配。



雪解けが進むかのように、
皆の活性も上がってきたのか?
いいぞみんな!







いつものように小倉谷ワンドにて出船準備。
いつの間にやらすっかり霧も晴れ、
さんさんとした陽気を浴びながら ボート準備をしていると、
ほどなくして roroさんが来られた。



初対面の挨拶もそこそこに、
3人してせっせと それぞれの備品等を水際まで運び、
全ての準備を整え終えたら、ようやく出陣。
さざ波一つ無い鏡面のような湖面へスルリと滑り出す。
さあ、何処へ行こう?




      (緑の新艇はroroさん。)






最初に向かったのは 日吉ダムでも最大の橋、
「夢の架け橋」。
コンクリートプラント周辺を攻めるご予定だという、
arioさんに 後で上手く合流できるようにと、
我々としては珍しく、本流中流域コースへ針路をとる。




    (逆さ富士ならぬ、逆さ夢の架け橋)



そして程よく橋に近づいたならば、
橋脚の根元に向けて、おもむろに第一投目をキャスト。
チビアダーのジグヘッドリグをポチャリと落とし、
フリーのラインに手を添えアタリに備える。
と、、





「ピピ!」と、ラインから懐かしの生命反応!
まさかそんな筈は無いと(笑)、
慌ててベールを返し 今度はロッドに聞いてみると、
「クンクン!」っと やっぱり生命反応!



嘘?! 一投目にきた! ホントに?!」
と、急いで狼狽フッキングをくらわせば、
うそん!
バレた・・。



「あ〜、バレたけど久しぶりのアタリだったな〜」
「えがった〜」
と、うれし悲しく思いつつも感慨に浸り、
そのままワームを漂わせていると、



っく〜ん!」
今度は強烈な引ったくり系のアタリ!
あまりに強すぎるアタリに反射的にフッキングをしてみれば、
あやややや・・・
またバレた・・



食って反転するのがハッキリ分かるほどの
強烈バイトだったのに、何でバレたのだろう?
ひょっとして違う魚だったのか?
琵琶湖だと たまにこんな感じでハスがバイトする事はあるけど、
ここは日吉だし、それにこの歯形は間違いなくバスの・・






く〜、あと5ミリ深く食ってりゃな〜・・







その後、僅か5ミリの差で初バスを逃した悔しさから、
同ポイント付近で2時間ほど粘ってみるも、
アタリはあるけど ノラない状態が続く。



対岸の橋脚付近でやっておられる roroさんも含め、
皆、比較的浅い水深(3mくらい)で生命反応にありつける事から、
これまでと比べ、断然に釣り易い状態にあるのは
間違いない筈なのだが、魚の顔を見るまでには至らない。



少なからず魚の活性が上向いている今日を逃せば
また今度はいつ釣れるか分かったもんじゃないだけに、
う〜ん〜、何とかならんものか?


と、考えすぎたら腹が減ってきたので おもむろに鍋タイムに突入。
今回食したのはコレ
これがまたバカウマだった。




(食べるか釣るかどちらかにしなさい)






楽しい鍋で一息入れた後は、
橋脚攻めを諦め コンクリートプラントへ転進。
ここで今日初めてarioさんと合流し、皆で一旦プラントへ上陸。
それぞれに用足し、作戦会議等を行う。






上陸したarioさんによると、
今日は到着後、このコンプラのブレイク周り
集中的に狙われていたのだが、
一段目のブレイク付近を常吉で攻めていた時、ワンバイあったそう。


しかし、結果はこちらもバラシで、
魚探にベイトフィッシュの影は沢山あったものの、
釣果には結びつかなかったんだとか。。


などと、一通りの経過報告をされた後、
arioさんも、おもむろに鍋タイムへ突入。
持参の冷凍鍋を美味そうに食されるのだった。



(カトキチの冷凍麺も美味そうでした)






しばしの休憩後、釣り再開。
コンプラより再進水し、目前のコンクリート壁を狙ってみる。
ワンダースワン魚探の示す水深は ファーストブレイク部で10m、
セカンドブレイク部で20m。



arioさんによれば、
ベイトフィッシュは12mの地点で帯状に群れているそうなので、
その辺りにアンカーを下ろし、
直下に向けてメタルジグやテキサスリグを投下、
待望のアタリに神経を澄ましてみる。



が、待てど暮らせどアタリは遠く、
何の生命反応も無い。
これだけの巨大マンメイドなのだから、
反応する魚の一匹でもいそうなものだが、
上手くはいかない・・



疑心暗鬼になりつつもポイントをずらし、リグを変え、
あの手この手で攻めてみるが、やっぱり魚信は遠く、
時間ばかりが過ぎるのみ。



その後、観念してコンプラを諦め、
迷走的に世木林ワンドへ入ってみたりもするが、
ついに ここでも何も起こらず。


そして数時間後、
見事、この日の4人揃っての丸坊主が決定。
私は自己の持つ連続坊主記録を9に伸ばし、
栄光の2桁連続坊主にリーチをかけてしまうのでした。
一体いつになったら釣れるのだろう?



PS
ついに例のダウジングロッドは試せずじまい。
流石に初対面の人の前でアレは出せませんでした・・・^^;
また今度ね。