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4月4日  日吉ダム  11:00〜15:30  ゴムボ



そぼ降る雨の中、
昼には晴れるという予報を信じ、一路日吉ダムへ。
with S氏。。



桜咲く湖周道路を ダムを眼下にグルリと走り、
いつもの小倉谷駐車場へとやってきたなら、
過去何度もそうしてきたように、
今日もまた 静寂の湖上へとゴムボで漕ぎ出でる。



船上から見るダム湖の景色は、
うす曇りの中、春の雨に濡れてシットリと光り、
どこか艶やかな雰囲気を かもし出している。



岸辺を取り囲むように水中から伸びる黄金色の草木は、
いかにも 「春近し」 を物語っているようで、
覗き込めば もうすぐそこにバスの姿がみられそう。







これまで辛酸を舐め続けさせられた日吉ダムだが、
今日ばかりは何かが起こりそうな、そんな気配に、
ありったけの期待をこめて、
本日の第一投目をブッシュの際に投じてみる。



と、、
「ビクン!」
あからさまにそれと分る強烈なアタリ!



すぐさま「グイ!」 っとロッドを立て、
魚からの反応に耳を澄ませば、
「グンッ! グンッ!」 と、力強く2度、3度、
頭を振って抗おうとするバスの感触!



独特の首振りと重量感に、
産卵期の成熟バスを確信して、
念入れに 再び追いアワセをくれてやると、



「プン!・・」
・・あろうことか バレてしまった・・



ガード付きの針がいけなかったのか、
追いアワセがいけなかったのか・・?
結構なサイズである事が確信できただけに、
非常に悔やまれる一匹となってしまった・・
釣りの神様は どうあっても私にバスを釣らせたくないらしい・・






その後、、
この出船直後のバイトに、船内は一気に色めき立ち、
ワンド内にスポーニングバスの姿を求め、
ゴムボートを操り右往左往しつつも走り回るが、
どこにもバスの姿は無く、



已む無くワンドを諦めた末、
「春は上流」 とばかりに お決まりの上流コースを辿ってみるも、
そこにもバスはおろか、
先週あれほどあった 鯉の姿すら ほとんどなく、



そうこうするうちにも 途絶える事無く 雨は降り続き、
気が付けば 船内は床下浸水さながらの 惨澹たる有様。
度重なる酷使によって 既に防水効力が失せてしまった雨具からは、
冷たい雨水が容赦なく浸入し、
吐く息は白く、手はかじかみ、
船底をユラユラとワームの袋が行き来する・・







そんなシュールな景色を見るにつけ、
いよいよ なけなしの戦意は雲散霧消・・
時既に春、とばかりに 高を括って防寒対策を怠ったつけも大きく、
早くも寒さに耐えられなくなり、
なんと、釣行記を書き始めて以来の、
まだ明るいうちの帰還となってしまいました・・





「む・無念だよ・・」




これにてリザーバー連続坊主記録は16。
某氏の持つ前人未到の連続坊主記録17を目前に、
次なる目標は、釣り系HPの連続坊主記録の更新か?

(も、もう破ってるかも・・)