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7月25日  日吉ダム  10:30〜17:30  ゴムボ


今回の釣行先は日吉ダム。
そう、ここ最近、ダムのポテンシャルを遥かに超えるような
良形が連日釣り上げられ
にわかに、放流説までが囁かれるようになった あの日吉ダムです。



しかし、そんな日吉ダムの放流説にも、
私は最初 懐疑的でした。
何せ、あのダムの公式サイトでは、在来魚保護の観点から、
釣ったバスは 持ち帰るようにと 勧めていたからです。



しかしある時、自サイトの画像BBSに 「LARRY」 さんより
ご投稿いただいた このバスを見るにつけ、





「ムムム!? おかしいぞ・・?」とも、思うようになりました。
というのも、写真のように、
腹と背中に網傷(と思われる)の入ったバスは、
琵琶湖や霞等の水域で 釣られる事はあっても、
日吉ダムで釣れるとは 考えにくいからです。
季節外れの良形連発と、網傷の入ったバス・・
これは何かあるのかも・・



と、そんな経緯もあり、
真相の追求半分、放流の恩恵に与る魂胆半分で挑んだ、
今回の日吉ダム釣行でありました。

んが・・








あまりに辛かったのが この殺人スロープです。
水際までの距離は凄まじく遠く、予想していた事とはいえ、
出鼻をくじかれる事、甚だしく、
おまけに、装備運搬途中、
うっかりエレキのペラを折ってしまうという
アクシデントまであったりして、





炎天下、2往復の末、全ての道具を水際まで運び終えた頃には、
もう 心身ともに疲労困憊の極致に達してしまいました。
どうか皆様も 小倉谷のスロープを
ご利用の際には十分お気をつけください。


出船直後、小倉谷ワンドよりの360度ビュー動画
減水の様子が分かります。→コチラ(aviファイル 1MB)


と、ここからが本編。。



スロープにて、朝一から釣行されていたという、arioさんに出迎えられ、
まず最初に向かったのは、上流の とあるポイント。
ここは、釣り可能区域の上限にあたり、
世木ダムからの流れが 最初にカーブする、いわゆるインサイドベンド。
対岸には流れ込みも有し、水通しという点では申し分ない。



実際、昨年の今頃は このカーブの頂点にオカッパリ、
岸沿いに回遊してくる バスを狙って、
スプリットリグのステイで、
何本かの良形もキャッチしたし、
今回も 同様の攻めが効くんじゃないかと試してみる。



先ずはパワーホッグ3inのスプリットリグを
岸沿いに 「ポチャリ」 とチョイ投げ。
そして1、5m程のボトムに着いたら そこでステイ。
ひたすら魚の回遊に備え、アタリを待つ。
待っている間は、他にやる事も無いので、
キョロキョロとバスの姿を探す。
が、去年に比べ、ほとんどバスが回遊している気配は無い。



朝一からハードルアー中心で釣行されているarioさんも、
これまでの釣果は ポッパーによる一本のみとかで、
かなりのタフコンディションなのかもしれない。
連日の猛暑と人的プレッシャーがそうさせるのだろうか?
おまけに水温は29度〜30度と、
こちらの方も 少々度を越している。
よりよって難しい日に来てしまったかな〜?
と、思いつつも 更にアタリを待つ。



待っていると、「ク・ク・ク・・」
と、たまにワームを揺するような抵抗感。
これは流れでワームが動いている感触。
アタリではないので、そのまま放っておく。



そうやってボトムを転がすようにワームを漂わせていると、
そのうち 「クー」 と 持ってゆくアタリがある。
そっちは本命のアタリ。
早く そういうアタリがこないかな〜
と、ジリジリしながらも待つ。



更に待つ。



と、来た!
35cmくらいのバスが2匹、上流から岸を伝って やってきた。
彼らはそのままどんどん接近し、
そのうちの一匹がワームの姿を確認するや、
「グルン!」 と、 逆立ちした!
「どうだ?」 「食ったか?」



残念・・
食うまでには 至らなかった・・。
また更に粘る・・



更に粘る・・




しばらく粘った末、最初のアタリはS氏に来た。
同ポイントを カットテールワッキーで狙っていたS氏に
ミドルクラスのこんなバスがヒット。
若干沖目の中層でヒットしたそうだが、
これも恐らく回遊していた魚だろう。
なんか今、私のワームを無視して通り過ぎていった奴がいたし・・







S氏キャッチの後、2人して更に粘る。
次の回遊を信じ、退屈だけど粘る・・
暑くて眩暈がしそうだけど、それでも粘る・・



が、次のアタリが なかなか来ない。
15分に1回くらいの割合で、35cm前後のバスが、
岸を伝ってユラユラとやってくるのだが、
相当に叩かれているらしく、
ワームを一瞥した後、プイ!っと去ってゆくバスがほとんど。
中にはワームを尻目に、ボートの陰で涼をとる魚までいたする・・・





「ふ〜・・、ちょっと休憩でもしようか・・」
と、そろそろ集中力もなくなり、暑さにも耐えられなくなってきたので、
ここでらで一旦上陸。
対岸からやって来た arioさんも交え、休憩&昼食タイムに。。



青空の下、川原にドカっと腰を下ろし、弁当をほおばる3人。
車座になりながら、昨今の釣り事情、年金問題、経済動向等について、
広く雄弁に語らい合う・・・



などというような事は 間違ってもなく、
皆さんマッハのスピードで弁当を平らげた後は、
誰からとなく、ロッドを握りしめ、猛然とオカッパリを開始。
全員でさっきまで狙っていた インサイドベンドに集まり、
いつの間にかオカッパリの部がスタート。







arioさんは自作のジョイント式ウッドルアーで辺りを狙い、
S氏は何だか ド派手なカラーのスピナーベイトや、
ミラーコートのビックバドで あちこちを乱れ撃っている。
きっと さっきまでの 「待ちの釣り」 でストレスが溜まっていたのだろう。



私はちょっと気分を変えて、
さっきまで狙っていた地点より少し沖目にある、
単独の立ち木を狙ってみた。






ちょうどカーブの頂点に位置する立ち木で、
向こう岸には流れ込みもあって、いかにもな様子だけど、
あまりにも「ベタ」なので、あえて狙わなかった。
しかし、今は狙ってみる。



「ヒュ!」

カットテール5inワッキーが 狙い通り立ち木の左へポチャリと落ちた。
そのままラインを弛ませ、流れに乗せながら立ち木の根元へと送り込む。

「ゆらゆら〜」

ぼちぼち根元に到着したかな?
と、思うあたりでロッドを立て、魚信を聞いてみる。
釣れてるかな?
と・・


「グーン・・」
何やら雑巾を引っ張っているような重量感。
「?」 立ち木にでも引っかけたかな?
と、そのままリールをグリグリ巻き取ってみる。
でも何かおかしい・・
巻き取りながらも 微妙に横へ流れてゆく・・
ん! 角度が変わった、急に潜ってゆく!
あ、魚だった!



巻き取る、ライン出る、巻き取る、ライン出る、
あー忙しい。
信用度ゼロドラグにつき、
あえてユルユルに設定してあるものだから、
40cm以上の魚の場合、巻き取るより出てゆく方が多い。
正に自転車操業。



そうしているうちにも、
あ! いけない! 手前の立ち木に巻かれた!
ユルユルのドラグが災いして全く主導権が握れない。
ラインはギシギシ擦れてるし、もう駄目か?
と、思ったら出た。
出てなお 大暴れしている。
見たところ、サイズは46〜7くらい。
絶対逃したくないサイズ。



近づいたかと思えば離れ、離れたかと思えば近づき、
相変わらず、巻き取っては ラインを出され、
巻き取っては 出されを繰り返したけど、
なんとか、ようやく目前までやってきた。
どよーん、と腹を横たえ上がってきたバスは、
間近で見ても、やはり余裕で45アップ。
これなら釣行記サイズにはバッチシ。



問題の網傷は ここからじゃ分からないけれど、
キャッチした後、ゆっくり観察してみよう。
もう抵抗もしなくなったようだし、そろそろ捕るか。
と、スプールに手を沿え(空回りしないように)、
ロッドを立てて、いざ取り込もうとしたら・・


「グワーン! &  プッチ〜ン」


やってしまった・・
まだそんな余力があったのか。
スプールを押さえていたせいで、ドラグが全く機能しなかった・・
忌々しい このクソリール・・
arioさん、デカかったでしょ、今の・・
ね、ホントにデカかったでしょ・・
デカかったと言って・・







タフコンの中、せっかくのナイスサイズを逃してしまったショックは大きく、
これ以降、ほとんどやる気は喪失。(いつもコレ)
このラインブレイクの直後、同ポイントで、同メソッドにて、
30後半くらいのをキャッチするという、オマケはあったけど、
先程の奴に比べると、どうでもいいサイズ。







このままこのポイントで回遊系の釣りを続ければ、
更に釣れるチャンスはあると思うけど、
もう待つ釣りには 飽きてしまったので これ以上は続けられない。
かといって、朝からスロープで重労働をし、
炎天下の中、待ちの釣りでジリジリと陽に焼かれ、
大汗をかいて疲労困憊している身では、
新たなコンタクトポイントや、ディープエリアを探して
真剣に釣り込む気力も起こらないし・・



という事で、自然、これ以降は夕方の食いが立つ時間帯まで、
ダラダラと適当な操船で あてもなくお茶を濁す事に。。



たとえば、こんなとこ行ったり、



こんなとこ行ったり。。

という感じで あちこちあてもなく彷徨ってみる。
のだが・・



にわかに山際が陰り出したかと思えば、折からの猛烈な嵐!
あっという間に岸際は茶色く濁り、
水面には琵琶湖でしか見たことの無いような三角波が立ち、
とてもじゃないけど 操船どころじゃない有様に。
慌てた我々は身の危険を感じ、
急いで小倉谷のワンドへと引き返し、
嵐をやり過ごすべく、またまた再上陸したのだが・・







あ〜、これはやばい感じ・・
一気に水がかき回された・・
夏の風は良いとはいえ、これはちょっと・・
こんなんじゃオカッパリすらできない・・
しょうがない、ジュースの買出しがてら、嵐が止むのを待ちましょうか・・
という事で、ここで釣りは一旦休止。
レンタルボート店までドリンクを補給しに行く。




(ジュース買出しの図。)
(この日のドリンク摂取量は計3リットル。自己新。)



上陸中、更なる進化を遂げた arioさんのゴムボ「青色3号」を激写させていただきました。
近日、ゴムボ愛のコーナーにてご紹介予定です。ゴムボLOVEな方はお楽しみに。
またまた凄いですよ。








と、そんなこんなで中断より小1時間、
ようやく嵐もおさまったようなので、再びボートに乗り込み、
当初より予定していた LARRYさんランカー連発ポイントへ行き、
LARRYさんよろしく、まずめの一瞬にかけて、
バドやらバズやら いろいろ投げてみる。
思えば今日は、この時間に ここでこういう釣りをする為に、
日吉ダムへやってきたようなもの。
さあ、ここからが本番。 気合を入れてやりますよ!
・・だったのだが・・



すっかり嵐でかき回されてしまったシャロー帯は、
どこを探してもボイルの一発も無く、
生命感ゼロの 閑散とした雰囲気・・
普段ならこれくらいの時間帯になると、
どこからともなくボイルが始まり、
それを狙っての時間限定フィッシングが成立するのだが・・。
(というか、このパターンしか釣る自信が無い)



対岸で中国3千年の歴史を感じさせるような胡弓の音が響く中、
(どこかのブラスバンド部か何かが練習している)
それでも粘れば出る筈と、こまめにポイントをずらし、
もし琵琶湖からの放流魚がいるのならと、
その遺伝子に訴えるような サミーとか、デスアダーとか、
琵琶湖系のルアーを放りつつも、
最後まで諦めずにやってはみたのだが・・



残念、ジエンド・・
帰りの地獄スロープを思えば、いつまでも粘る訳にはいかない。
放流魚調査というテーマも、放流デカバス捕獲というテーマも、
全く果たせずじまいだけど、いたしかたない。
どうせこんな水じゃやるだけ無駄だろう。
今日は 日が悪かった。
そう思う事にしよう・・








とまあ、そんな訳で、地獄のスロープをもかえりみず、
死亡覚悟で挑んだ久しぶりの日吉ダムでしたが、
正直、放流説・・    どうなんでしょう?



仮にあったとしても、
ダム管理所なり、漁協なり、レンタルボートなりが
公に それを公表する事は ありそうにないし・・
きっとこのまま分からないままなんだろうな


バスの口からホンモロコでも出てりゃ はっきりするんですけどね。



7月19日  幽玄レザボア  10:00〜18:00  ゴムボ



昨日、不覚にも世木ダムで予期せぬ大雨に降られ、
消化不良のままストップフィッシングとなってしまった鬱憤を晴らそうと、
今日はいつもの幽玄レザボアへ。
WITH S氏。。



メインポイントを上流の支流分岐地点辺りに設定し、
その道すがら、オバハンスキッピングで 40がらみを1本、
インレットワッキーで1本、
岩盤テキサスで1本、
更に竹のレイダウンでも もう一本、
そして、あわよくば最終の分岐ポイントで50クラスを確保!
・・てな予定だったんですが・・



いざ蓋を開けてみたら、やっぱり今日もレザボアは
(※)マイクロづくし・・
決して大きいサイズは釣れてくれません。
メインリグをカットテール6.5inのワッキーとし、
表層の小バスはやりすごしながら、
若干深めにいるであろう アダルトサイズに的を絞って
それらしいポイントを狙ってはみるのですが、
これまた嫌になるほどの マイクロ&ギル地獄。



たま〜に目撃する表層で浮いている50クラスは、
何をどうしたって反応してくれない スレっからしの性悪バスだし、
唯一、くもの巣、ミノムシまみれになりながらも突入し、
やっとの思いで掛けたヘビーカバー最奥の50クラスは、
ブッシュ越しにギシギシと引っ張り合いのやり取りをしているうちに、
いつの間にか木に化けしてしまうし・・



そして何とあろう事か、そんなこんなしているうちにも、
不意に、「
バリ!」 という爆裂音を残し、
S氏の座っていた後部シートが
接合面から剥がれ落ちてしまうという
ハプニングまで発生するし・・ (前部は既に剥落済み)







というような事もあって、
なけなしの精神力は開始2時間ほどで、
早くも集中力0パーセントの、やる気0パーセント。
気温39度という、眩暈をおこすほどの異様な暑さも手伝って、
お昼を過ぎた頃にはもう、オバハン下に涼を求めに行ったり、
インレット奥の冷気に打たれに行ったりしに行って、
すっかり釣りそっちのけの 時間ばかりとなってしまいました。



という訳で、
今日は昨日のリベンジ全くならず。
リベンジどころか、2日連続のマイクロ祭り。
方々から聞こえてくる景気の良いビックバス祭りとは裏腹に、
今日もまたまたトホホな ワタシクでした。



(※)マイクロバス
20cmに満たないような幼バスの事をいい、オーバーハングやヘビーカバーの豊富なレイクでより多く見られる。 海釣りのエサ取りのごとく、何にでもアタックしてくる事から、しばしばバサーの悩みのタネとなっているが、同時にランカーバスの貴重なエサになっている事はあまり知られていない。


7月18日  世木ダム  9:15〜13:00  ゴムボ




「止めときゃ良かった・・」
と、今日の釣行を後悔しておられる バス愛好家の方は、
近畿2府4県で、約3800人は おられるのではないでしょうか?



そうです、あの突然の豪雨ですよ。
梅雨も明けた直後、まさか降る事はあるまいと、
高を括っていた者達を あざ笑うかのように、
いきなり降り出した、大雨&雷雨。
皆さんは大丈夫でした?



私は見事にやられてしまいました・・
久しぶりの単独ゴムボ釣行という事で、
気合も十分、食料も十分、ドリンクも十分、日焼け対策も十分、
万全の体制で 臨んだ今回の釣行でしたが、
雨具の備えを すっかり忘れておりました。
おかげでスコールが止んだ時には
もうパンツまで グショ濡れです。



どう見ても行くところまで行ってしまったので、(濡れ方が)
そのまま最後まで釣りを続けようか?
とも考えてみましたが、
そう考えているうちにも またまた上空には暗雲が立ち込め、
ゴロゴロと 恐ろしい雷鳴は鳴り響き、
ふと見たボートの船底には泥水が一杯たまり、
その中を ユラユラと空のペットボトルが漂い、
リールは水浸しで回転が悪くなり、
上流からは ゴミやら濁りやらが物凄い勢いで押し寄せ・・



・・と、そんなシュールな景色を見ているうちに、
もう何だかアホくさくなってしまい、
お昼を過ぎた頃には 手が勝手にオールを漕いで、
スタート地点まで戻っていました。



開始より約4時間、
いつもの如く、マイクロバスを何本か釣り、
さあこれから どうやって大きいのを絞り出そうか?
と、考えていた矢先でしたが、もう我慢とパンツの限界でした。
この続きは明日にしたいと思います。。
(まだやるつもりか!?)


7月11日  世木ダム  10:00〜18:00  ゴムボ




リザーバーでゴムボ釣行をする際、
いつも目標にしているのは、やっぱり50アップ。
琵琶湖なら2釣行に1匹位のペースで獲れる50アップも、
(タイミングを厳選していますが)
リザーバー限定となると、極端に難しくなるもの。
実際、現在私のリザーバー記録は、
数年前、日吉ダムで釣った49センチを最後に、
一度も更新されていません。



「この春こそは!」 との思いで、
足繁く通った あちこちのリザーバーも、
気が付けばもう盛夏が間近となり、
産卵系のデカバスは すっかり行方をくらまして、
浮いている魚はマイクロバスばかりになってしまいました。
この先、リザーバー産50アップへの 一番の近道は何なのか?



「誰もいない朝一勝負?」
「ビックベイト乱れ撃ち?」
「岬やブレイク等の地形的変化?」
「ディープピンスポ狙い撃ち?」
「それとも南紀のリザーバーにでも大遠征?」



どれも良いとは思いますが、
重役出船かつ、ゴムボ限定の身にあっては、
どうせ 最後までやり切る自信などありません・・
となると、そんな根性なしバサーに残された
最終的・現実的な50アップへの近道は・・
・・やっぱりあのパターンになるのかなぁ・・



という訳で、今回は(も)世木ダム上流部へと、
遡上系川バスを狙って ゴムボ釣行をしてきました。。







んですが・・
いくらやれど、先回同様、どこを探してもビックバスの姿などありません。
例年のこの時期ならば、
浅瀬で上流に顔を向けながらホバリングしている、
丸太のようなバスが そこかしこにいて、
脈釣りの如く、ワームを流れに乗せて送り込んでやれば、
たま〜に反応してくるバスがいたりもするのですが、
この日は全くなしのつぶて、ボイルの一発すらありません。



もしかしたら何らかの影響で、川のど真ん中、
一番ディープに沈んでいるのかもしれないと、
テキサスリグで底付近を探ってみたり、
ウロついている大きい奴がいないかと、
集魚力のあるビックベイトを乱れ撃ってみたりもしましたが、
これらの戦法にも 反応する魚は皆無、
どこをやっても釣れてくるのは 20cm台のマイクロバスばかりです。



なので、早くも遡上系のビックバス狙いの釣りは諦め、
お昼頃には、またまた先回同様、ダム本湖へと下り、
釣れない、釣れてもサイズが小さい、
ポイントがイマイチ分からないの、
いかにも難しい(我々には)
夏のリザーバー釣りに変更する事となった訳です。







訳なのですが・・
やはり難しきは夏のリザーバー。
先回のような産卵がらみの見えバスは姿を消し、
浮いて見えるのは 超アクティブなマイクロバスばかり。



一応、マイクロ対策として、
ワームは5in、6inをメインとし、
ポイント的にも岬がらみ、岩盤がらみ、立ち木がらみ等、
時期的に良さげなポイントを攻めてはみるのですが、
これでもか! というまでのマイクロアタック・・



ワームはどんどん消費するし、
フックもどんどん消費するし、
いっそ、数釣りにでも 変更しようかと思ってみても、
やっぱりそれじゃ つまらないし、
異常に暑いし、
風はビユービュー吹いてボートは流されるしで、
いい加減もう うんざりしながらの釣りが数時間続きました。
ですが、ちょうどそんな頃、
ちょっとだけ期待できそうなポイントに到着しました。







ダムサイトのブイ付近です。
オーバーハングや、ヘビーカバー等のシェードが
ほとんど存在しない この湖にあって、
このブイ周りはだけは 貴重なシェード部分。
ブイといえば、夏の定番ポイントでもあるし、
ここはひとつ 丁寧に攻めてみようと、
スキッピングやピッチングで、
3つとばしぐらいに狙ってみました。



そしたら、
残り5つくらいのブイを残すのみとなった時、
「グイ」っと 押さえ込むような魚信です。
すぐさまロッドを立て、サイズを聞いてみれば、
明らかに 今までのマイクロバスとは違う重量感。



大ブイと小ブイの間に張られた網の僅かな隙間を、
上へ下へ、右へ左へと、大騒ぎしながら逃げまくるバスを、
今では 「信用度ゼロ」、「ドラグは気が向いた時だけ働く・・」
となってしまったリールで 何とかやりすごし、
奇跡的にも、浮きゴミに一度も引っかかる事無く、
ひぃひぃ言いながらも 釣り上げてみれば、、







それは44cmの こんな青年バスでした。
思っていた通り、ブイ直下の影に潜んでいたようです。
マイクロ地獄の中にあって、
まともなサイズが釣れたのは もちろん嬉しいのですが、
釣れ方が如何にも 「たまたま的」。
これくらいのサイズが狙って 数釣れると、
釣ったな〜 という気もするのでしょうが・・







その後は特筆する事も無く、
ダラダラとマイクロバスをコンスタントに釣り続け、
持ち時間を終了。
終わってみれば、マイクロ多数に単発で40アップという、
またしても最近のお約束パターンとなっていました。
もちろん今回もまた 50アップの捕獲はならずです。



PS
今回の釣行で気になったのが、鯉の死骸の多さ。
といっても、全部で6〜7匹くらいなのですが、
普段このダムでは、こんなに死んでいる事は無いのです。
ちょっと心配です。