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10月22日  10:00〜17:00  世木ダム



実は先週末、
密かにレザボアにて小バスの無間地獄に苦しんだ我々は、
もうあんな目はコリゴリと、今回は日吉へ来てみたのだが、
来てみれば、なんとこちらはアルミボートの無間地獄・・
(どうもトーナメントだったらしい)
なのでしょうがなく日吉を諦め、
すぐ上にある世木ダムへと転進してみたのだが、
果たして今の世木は釣れるのだろうか?
急なポイント変更に戸惑いつつも、
延々と続く長大なスロープを、ウンウン唸りながら運び降ろす。








しばらく後、無事出船。
それまで格闘していたコンクリートプラントを後ろに見やり、
ワンドを離れて本湖へ出る。
この先、どこをどうやればいいのか見当もつかないが、
まずは奥に見えるダムサイト付近からやってみるか。
そんな感じでボートを進める。
それにしても秋晴れの景色が清々しい。。







しばし後、最下流はブイ周りへ着。
ここで、おもむろに今年初使用となる魚探を使い、
なんとなく水中の地形を探ってみると、
岸すぐの水深が約6mほどで、
その水深が湖中央までなだらかに続き、
一番深い所でもおよそ10m。
こうなってるとこの時期、
どの層に魚がいてもおかしくない気がするが、
8m付近の中層にて僅かにベイト反応らしきものが有ったので、
ひとまずその水深からやってみることにする。






私はゲーリーのフラッピンホグ×テキサスリグで、
岸からゴリゴリと駆け下ろし。
S氏はカットテールのスプリットリグで、魚影をダイレクトに。
そんな感じで狙ってみる。








「ゴリゴリ・・プン・・ゴリゴリ・・プン・・」
そんなふうに探る事しばし。
最初のアタリは、私のテキサスリグに、「コ!」と出た。
ちょっと待った後、「エイヤ!」とばかり合わせてみる。
と、これが「スポ!」っと、空振り。
釈然としないまま釣りを続けていると、
今度はすぐさま隣でS氏が 「スポ!」・・。

私がアタったのは水深6mのボトム。 S氏は中層。
私が使っていたのはテキサスで、S氏はスプリットリグ。
これが秋の釣りというものか?
と、ワームを見てみれば、
尻尾にバスの歯型がしっかりと残っていた。
バスは、いることにはいるらしい・・。







その後、同ポイントで反応が無くなったので、
ブイ伝いに対岸へと移動。
移動した先々でも同様の攻めを繰り返したり、
時にファーストムービング系も混ぜたりしながら釣り進んでゆく。
依然、魚の層も釣り方も分からぬままだが、
この調子でそのうち釣れるのだろうか?




岩盤、岬、ヘラ台。
そんな所を次々に釣り進む事しばし。
が、やはりあれ以降バイトはなし。
湖上を見れば他にも、
ゴムボート、アルミボート、フローターがそれぞれ浮かび、
陸には10人程のオカッパリもいるのだが、
誰も釣れている気配はない。
よく数釣りの秋とはいうが、
本当にそんな事があるのだろうか?
時間の経過ごとに、どんどん弱気になりながらも、
ランチを済ませ、更に先へと釣り進む。







すでに湖も半周を回った頃、
ここでようやくS氏に待望の一匹がヒット!
このダム唯一ともいえる、倒木のカバー周辺を、
グラブのスプリットリグで攻めていたのだが、
そのボトム付近で出たらしい。
やはり我々的には、困った時はヘビーカバー。
毎度毎度のマンネリパターンながらも、
この日、唯一のバスになるかもしれないので、
有難く写真に収めさせてもらい、釣りを続行する。


と、次なるアタリはその直後にでた。
つい今しがたS氏が釣ったポイント横へ、
何気なくテキサスリグを落とし込んだのだが、
そのラインがフォール途中で手前に 「スー・・」



「ラインが流れてる!」
「ラインが流れてる!」


そう2度ばかりつぶやいた後、
おもむろに立ち上がって、縦方向へのフルフッキングをすると、
「グン!」 ノった!


ロッドに気持ちの良い重量感を乗せたまま、
強引に水面まで持ち上げてみれば、
結構な胴回りの魚が「ギラリ!」
例によってS氏にネットの要請をし、首尾よくキャッチしてみれば、
45cmの丸々と太った、こんなバスだった。







今年初となる魚探も活用し、これまでやらなかったような水深を攻め、
不得手な巻物や常吉リグまで投入した今回の釣りも、
やはり釣れてみれば、いつものテキサス+ヘビーカバー。
釣れたのは良いけど、進歩は無いかも?
一度、巻物縛りでもやってみようか?






その後の展開。。

その後、45cmが釣れた事でモチベーションが上がった我々は、
それまでの深い水深の釣りはそこそこに、
主にテキサスリグを岸際へ落とす戦法で、湖周を流す事になる。
非常に小さいダムなので、すぐに一周してしまうのだが、
カバーというカバーが無いせいか、
なかなか次のアタリが出ない。
目視できるバスとしては、シャロー状のポイントに小バスあったり、
立ち木にグッドサイズがサスペンドしていたりするのだが、
これが例によって非常にスレた奴で、そう易々とは釣れてくれない。







カバーも駄目、ディープは反応なし、見えバスも駄目、
と、いよいよ攻め手も無くなり、気分もどんどん盛り下がってくるのだが、
何とかもう一本だけでも、グッドサイズが出ないものか・・
そんな気持ちで残り時間を頑張っていたら・・







終了間際、S氏がヘラ台ポイントで38cmのバスを釣り上げた。
確かこれもグラブのスプリットだったと思うのだが、
またしてもカバー周辺での一本だった。


以上、この後は私が同ポイントにて
小バスを追加したところで終了としたのだが、
一日やった感想としては、
いよいよ一本が遠く感じられる季節になってきたな。
というものだった。
今年はもうあと何匹バスが釣れるか分からないが、
これが最後のバスになりそうな気もする。


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10月8日  9:30〜16:00  日吉ダム

今回は久しぶりに琵琶湖でも!
と思っていたら、西高東低の気圧配置がどうとかで、
彼の地はなんと風速9mの予報・・
ならば幽玄レザボアで、「うっとりまったり釣行」でも・・
と思えど、こちらも濁りがキツく、とても釣りどころでは無いらしい・・






で、ならばしょうがなし・・
とやって来たのが、この日吉ダム。

・・だったのだけど・・


あろう事か、岬を回り、メインレイクに出るや待受けていたのは、
この狂ったような風・・
エレキ全開走行にも、ボートは進まず、
少しでも気を抜けば、あっという間に岸へ押し戻されてしまう始末・・





あ、これは駄目だろうな・・ 
瞬間坊主を確信しつつも、
それでも何とか釣りを成立させようと、
頑張って夕方近くまで粘ってみたのだが・・
(ホントは悪夢のスロープを少しでも先延ばしにしたかっただけ)

やはりというか何というか、
終わってみれば当然の如くの完全坊主。
2釣行連続の日吉は、またしても失敗に終わったのだった・・






春夏秋冬、ゴンボに勤しみ、
あらゆる悪条件下での釣りも経験し、
キツイ、釣れないには慣れっこな我々だったが、
今回の帰りのスロープの辛さは格別だった・・


【教訓】
「琵琶湖で風速9mの場合は、日吉でも釣りにならん」