トップページ <<  釣行記メニュー
2月25日   日吉ダム  10:30〜16:00


今回の釣行先は、約1ヶ月ぶりとなる日吉ダム。
思いかえせば先回の日吉では、
思いもせぬ浅瀬にビックバスの姿を目撃し、
「何でこの時期こんな所で!」と、ビックリしたものだが、
果たして今日はどうだろう?
また今日もあんな浅瀬にいるのだろうか?
そんな事を考えつつ、いつもの小倉谷ワンドへ。。






と、来て見てビックリ!
なんと、あの日吉が満水状態! これは一体いつ以来だろうか?
いつも我々を苦しめる悪夢のスロープは
たった50m程に縮まり、水面はもうすぐそこ。

思わぬ光景に、こんなラッキーな事は無い、
と、素早く運搬作業をこなし、揚々と水面へ滑り出す。。






出船しながらもグルリと辺りを見渡す。
と、岸際の至る所は黄金色のブッシュが冠水し、いかにもな雰囲気。
ここ日吉において、「増水+冠水ブッシュ」とくれば、
これはもう季節に関係なく、いわゆるおいしい状況で、
過去何本もこういうタイミングには、
ブッシュ内で大きいのが出てる。(私らにはまだ無いけど・・)
この恩恵、逃がしてなるものかと、
はやる気持ちを抑え、まずは目前のワンド奥から調べてみる。






奥からはチョロチョロと水が流れ込み、付近の水深は約1m。
透明度はとても高く、
ボトムにはモジャモジャが水没しているのが見て取れる。
こうやって水中を凝視しつつ流していると、
まるで産卵期のネスト探しみたいだが、
今日はこの釣りで間違いない筈。
どのみち魚探は先回の釣行で壊れてしまいディープは出来ないし、
今日はこれをやり切ろう! と、目を皿のようにし、
浅ましさ全開でバスを探していると・・






いた! 開始2分で早速いた!
やはり岸際のブッシュに潜んでいた!
40cm後半くらいだろうか?
えぐれ部分に、そっと寄り添うように静止している。



「ゆっくり〜、落ち着いて〜、気付かれるなよ〜」
予めこういう状況に備えて購入しておいた軽量ラバジを手に、微速接近。
ピッチングできる所まで距離を縮め、
いざキャストしようと立ち上がると、、

その時突然、「ビュ〜!!」


背後からの突風と共に、激しく押し流されるゴムボート・・
バスとの距離はみるみる縮まり、
ヤバイ! と思った時には、バスと ごっつんこ・・
無情にもバスは逃げてしまった・・

嗚呼・・ ゴムボート、風に弱いこと鬼の如し・・
狙い通りのところにバスがいて、
アプローチにも細心の注意を払い、
ルアー選択さえ万全だったにも拘らず、この失態・・
ゴンボ悲し・・






と、今回の釣行記はこれにておしまい。
釣り開始と共に付いてしまったケチは
その後、どう足掻いても挽回する事がならず、
常時吹く風のせいで、
明確にやりたい釣りがあるにも拘らず、
それも出来ないまま、ストレスまみれとなって、
日吉の前に屈したのだった。



とはいえ、今日一日やった感想としては、
また春が一歩近づいたな。 というもの。
あの逃げられたバスも、先回の見えバスのような鈍重さは無く、
俊敏にも「ササッ」っと逃げて行ったし、(涙)
シャローに鯉の姿も戻っていた。
周りの景色もどことなく春めいていたし、
ベストシーズンも程近いかな? という感じ。

満水状態の日吉はスロープも近いし、
今は期間限定冠水パターンもありそうだし、
これまで冬季冬眠されていた日吉バサーの皆様におかれては、
そろそろ出陣のタイミングなのかもしれません。


2月4日   世木ダム  10:30〜16:00



無念・・ また今日も駄目だった・・
朝、日吉ダムの湖上に白波が立っているのを見るにつけ、
急遽、世木へと転進したのだが、やはりここも駄目だった・・。
一応狙いとしては、先回の反省を踏まえ、
今日はディープと、シャローの両面からアプローチしてみたのだが、
何よりディープの釣りは風が強くてどうにもならず、(流されまくる)
シャローの魚も見つけるには見つける事が出来たのだが、
こちらがアプローチする前に、あっさりと逃亡されてしまった。
全く無念である・・



とはいえ、この時期、
2釣行連続で超ドシャローにバスの姿を目撃したのは、正直驚き。
(しかも、今日目撃したのは余裕の50アップ!)
これまで幾度となく厳冬期のリザーバーフィッシングを楽しんでるが、
こんな年はかつて記憶に無い。
これも異常気象のせいなのだろうか?


一応先回の目撃も今回の目撃も、
条件としては川筋の合わさる合流部で、
かつ、ディープが隣接している場所。
そして魚が付いていたのはスタンプで、目撃した時間帯はお昼前後。
という点で一致しているのだが、このへんがポイントになるのだろうか?
ならないのだろうか?
何れにしても、アレをどうやって獲ればいいのかなんて、
まったくもって未知なのだが・・。