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4月29日   琵琶湖  9:30〜18:00



本日の目的ポイントは、ズバリ浜大津。
3〜4年前、手漕ぎレンタルで琵琶湖をやっていた頃、
GWになると、せっせと浜大津へ向かい、
湾周辺でアフターのデカバスを狙うのが、
我々的、年中行事だった。
そしてそれは釣果的にも非常に恵まれ、今でも楽しい記憶の一つとなっている。
今回は、その夢を再び・・ という訳。。


で、何故だかやって来たのは北山田。(写真)
目的の浜大津とはちょうど対岸にあたるのだが、
西岸には、我々の拘る無料駐車場が無かった・・。
というのが、今日ココへやってきた理由。
なので到着するや、
すぐさま対岸の浜大津へ向け、琵琶湖横断を決行。
ファミリーキャンプで賑わう様子を尻目に、いざ対岸へ走る。。






所要時間、実に40分。
途中、ミシガンの引き波に怯え、進んでも進んでも、
なかなか近づかない対岸に業を煮やしながらも、
沖の大船団をやりすごし、何とか目的の浜大津へ到着。
数年前の記憶を頼りに、当時良く釣れてた二連一文字へ入り、
当時良かったカットテールやセンコーのホットケからスタートする。





1時間経過・・

2時間経過・・

3時間経過・・



11時頃よりスタートし、約3時間。
途中、お昼をはさみつつ、一文字内で場所を変えたり、
一文字の裏側へ回ったりもするが、これまで一切のバイトは無し。
入れ替わり立ち代り入ってくるボートを見ていても、
ほとんど釣れてる様子は無いし、
たまに釣れても産卵とは無関係な小バスのみ。
既に産卵系は沖へと散ってしまったのだろうか?
かつての輝かしい釣果が思い出され、
なかなか去るに去れない気分なのだが、協議の結果、場所を移す事に。
今度はS氏の提案でプリンス前辺りへ行ってみる。。






約30分のゴンボドライブの末、プリンスホテル前へと到着。
いつもいつも大混雑している琵琶湖屈指の人気ポイントだけに、
恐ろしい数のボートを想像していたが、
意外にも来てみるとボートの数は稀。






午前中横断した際には、超大船団が見えたのだが、
彼らは一体どこへ行ってしまったのだろう?
あまりの釣れなさに場所を移動したのだろうか?
それともトーナメントでもあって、それが終了の時間をむかえたのだろうか?
これほどの人気ポイントに人影が疎らなのは不気味だが、
兎にも角にも適当なポイントに入って、
デスアダーの四方八方大遠投で、広く探ってみる事にする。
まずは沖へ向け第一投。 「バシュ!」



着水、そして着底。
水深は3〜4mくらいだろうか?
ボトムに結構なウィードの抵抗を感じるので、
そのままウィードの上っ面をストレートに引いてみる。

「スー・・」

と、その直後、「コ!」という大物独特のアタリ!
瞬間、大きく縦アワセすると共に、
グリグリ巻いたところで、もう2回ほど追いアワセ。
かなりの遠方でアタったが、フッキングは大丈夫だろうか?
ウェーディング用のヘビータックルにものを言わせ、
有無を言わさず強引に巻いてくる。
「グリグリグリ・・」


残り10m、

5m、

3m、

1m、







獲った! S氏の差し出すネットに「スポ!」
53cmのナイスバスだった。
プリだろうか?アフター回復なのだろうか?
よく分らないが、程よく太り、お尻もほんのりと赤いバスだった。





見れば口には他にも二つの傷跡があるので、
私の他にも最近何度か釣られたのだろう。
警戒心の薄いバスだったのかもしれない。
それにしても南のバスは口がデカイ。




良いのが釣れて気をよくし、
さらにもう一匹と、鼻息も荒く釣りを再開。
人も少なくポイント選びも自由で、まだまだ釣れる気配。
このままこのエリアで広範囲に探れば、あるいはもう1〜2匹・・
と、獲らぬ狸のなんとやら・・
・・だったのだが・・


ここへきて急速に強まる南風と、それにともなう波。
今の段階では決して走行不可能という訳ではないのだが、
対岸へ渡るという、帰りの難行程を思えば、決して無理は禁物。
35cmくらいの抜き上げを失敗したのを機に、
後ろ髪惹かれつつも、スタート地点近辺へ戻る事にする。。





30分ほどかかり、スターと地点は北山田周辺へと着。
湾内で引き続き釣りを再開してみるが、
先ほどのポイントと比べれば、どうも釣れる気がしない。
水質は全体的に悪く、ボートの姿もほとんど無し。
きっと今は釣れるエリアではないのだろう。
気のないキャストながらも、残り時間を粘る。



北山田周辺で残り時間を費やす事、約2時間。
一文字や取水塔、岸の葦林といった変化をやってみるが、
案の定、魚っ毛は一切無し。
ストップフィッシングの瞬間まで延々キャストを繰り返したが、
ついには一匹も釣る事が出来なかった。
きっと今日のこの時間、湾内では勝負にならなかったのだろう。



で、終わってみれば釣果は2人で53cmの一本のみ。
GWという事でフィッシングプレッシャーも相当なものだったが、
それにしても厳しかった。
たまたま一本良いのが釣れたので、まだ助かったが、
展開的には今日も相変わらずのヘッポコぶりだった。


しかし今日は琵琶湖横断に初チャレンジし、
何とか条件次第では横断可能な事が分った。
(晴天・無風、横断は正午過ぎまでに限る)
ただその場合、往復の移動で実釣時間が大幅に削られるので、
それなりの覚悟も必要だし、
天候次第で、すぐさま引き返す心づもりも必要だ。
一番良いのは、ゴンボで行ける範囲で
釣れる魚を見つけるのが一番なのだが・・。







4月22日   琵琶湖  10:00〜17:30



そんな訳で、またまた琵琶湖釣行。
今回もまた、西岸へ行こうか東岸へ行こうかで大いに悩むのだが、
やはりどうしても先週のランカーポイントが気になる・・
という事で、再び烏丸半島あたりから出船。
今にも降り出しそうな曇天をにらみつつ、
よろよろとランカーポイントへと向かう。。






ランカーポイントへ着。
見れば沖には先回同様の船団があり、
半島の周辺にも、チラリホラリとボートの姿。
そしてやっぱりシャローや葦原を攻めるボートは稀で、
このあたりの様子も先回と一緒。
ちょうど一週間を空けての釣行となるが、
あれから状況に変化はあったのだろうか?
いきなりノーシンカーのホットケからスタートする。



小一時間が経過。
先回同様のポイントにて、先回同様の攻めをしてみるも、
たまにギルのアタリがあったのみ。
予想はしていたが、やはり春の琵琶湖はそれほど甘くはない。
これ以上、同ポイントに時間を割くのも無意味な気がし、
今度は狙いを超シャローに絞って、半島の周りを流してゆく。
狙いは勿論、産卵がらみのバス。
が、肝心のバスは入ってるのだろうか?








シャローその1、琵琶湖博物館裏。
護岸された岸沿いにはヨ葦原が形成され、
一帯のシャローにも水没茎が点在。
岬横という事で程よく水通しも良く、これだけの好条件なのだから・・
と、せいぜい頑張るが、ここは結局釣れず・・







シャローその2、風車前あたり。
こちらも同様の好条件。
クルクル回る風車を眺めつつ、
葦中、葦外、葦沖と攻めるが無反応・・
だんだん半島周りの釣りが怪しくなってくる。







シャローその3、半島の角。
すぐ隣には、琵琶湖有数のスポーニングエリアである赤野井湾がひかえ、
いかにも産卵バスの通り道といった風情。
葦中に付くビックバスや差してくるビックバスを期待し、
中、外と交互に攻めるが、結果30くらいのバスをバラすのみ。
雰囲気は最高だったのだが・・






そして本命の赤野井ワンド内部。
半島奥には進入禁止のハス畑エリアがあり、
そこで越冬したバス達は、一旦ワンド内部にとどまり、そして本湖へ帰るという。
プリでもポストでもアフターでも何でも良いから・・
と、湾内の水門、一文字、水没茎、石積み護岸などを乱れうつが・・
ついには、ここも駄目だった・・




半島周り、半島隣接ワンドと時間をかけ丹念に探ってみても、
魚っけは一切無し。
いなかったのか? いても釣れなかったのか?
原因は定かではないが、とにかく、
やるだけやったので、シャローへの見切りはついた。
なので、今度はウィードエリアに活路を求め、一路沖へと走る。



が・・!
ワンドを出るや、一気に強くなる南風&雨!
半島の風車はマックススピードで回り、
湖面はジャブジャブと巨大な白波が・・
空はますます暗くなり、他のボートも蜘蛛の子を散らすように逃げてった。
もはや半島に残されたボートは我々を含め数艇となる中、
それでも何とか頑張ろうと、
ウィードパッチと思しき地点にアンカーを降ろし、
ジグヘッドなどで探りを入れてみるが、
波でアンカーがズルズル引きずられ、
どこまでもボートが流されてゆく始末。

風裏を求めて再びワンド内部へ戻ってみても、
こちらも、もはや荒れ狂う日本海状態だし、もうどうにもならず。
おまけに、ここへ来ていつものエンジン掛からない病が再発するは、
バッテリーが切れるはで、もう散々・・。







それから後は、エンジン停止→漂流→エンジン停止→漂流
を繰り返しながらも、
風の止んだ一瞬の隙を突いて半島の反対側へ周ったり、
取水塔にへばりついたりもしたのだが、
行ける範囲は、どこを見渡しても暴風による濁りで真っ白け。
こんなエンジンではエリアを変える事もならず、
勿論、西岸へ渡る事もならず、
結果、S氏がマメを一匹釣るに終わってしまった。



何とも消化不良な一日。
今日のバスは一体どこにいたのだろうか?
この時期、半島周辺に産卵がらみのバスがいない訳は無いので、
きっとどこかに身を潜めていた筈なのだが、一体どこに?
葦中? 湾内? 沖のウィード?
それともまさか、この一週間の間に綺麗さっぱり産卵が終了し、
バス達は遥か沖に散ってしまった?


次の釣行は恐らくアフター狙いとなろうが、
次はどこへ行くのが一番良いのだろう?
駐車スペース、ボートの機動力を考えれば、
自ずとポイントは限定されてしまうのだが、下手は下手なりに、
そんな事を考えてる時が面白かったりする。。


4月15日   琵琶湖  10:00〜18:00



西岸にしようか・・、 いや東岸にしよう、
でもやっぱり西岸が気になる・・
しかし、東岸も捨てがたい・・

と、そんなこんなで選んだのが、東岸は烏丸半島の辺り。
スポーニング場所としては、あまりに有名なこのポイントだが、
我々がやるのは今日が始めて。
如何にも場当たり的に選んだこのポイントだが、
果たして結果や如何に?



(クリックで拡大、戻るボタンで戻る)

10:00、半島の付け根部分からヨロヨロと出船。
すでに半島周り、その沖には見た事も無い程の大船団が形成され、
さながら半島祭りの様相。
数えてみると半島がらみの船は、全部で約30艇。
またしても出遅れてしまった感に苛まれながらも、
兎にも角にも空いているスペースを探し、盲目的に入ってゆく。






気後れしつつ船団内の最北、最も岸よりの位置に停止&アンカリング。
水深は約1.5m。水質はマッディーで、風はほぼ無風。
付近がどんな地形で、皆がどんな釣りをしているのか分らないが、
恐らく半島の張り出しにからむブレイク、
ウィードパッチにつく、産卵待機組み狙いだと勝手に想像し、
そのつもりで釣リ始める。






半島沖に形成される大船団。
我々の所からは随分離れているが、あの辺にブレイクでもあるのだろうか?
魚探をかけて確認したいところだが、
あまりの船の多さに、それもままならない。








釣り始めて小一時間。
私のジグヘッドリグに、これくらいのバスがヒットした。
こういうサイズを釣ってゆけば、大きいのも混じるのだろうか?
アクションを加えずウィード上に放置していたら釣れたので、
以降、無アクションに切り替える。。








無アクションに切り替えてより30分、
同じウィードパッチで今度は46cmがヒットした。
オスだろうか?メスだろうか?
アタリは全く無く、何か重いな?と思ったら釣れていた。
超高プレッシャーで、著しく活性が低いのかもしれない。
S氏にも無アクションの勧めを説き、長期戦の構えで釣りを続ける。









釣り続けて更に小一時間。
今度はS氏の放ったデスアダーノーシンカーに待望の51cmがヒットした!
見るとお尻がほんのりと赤く、お腹もポッコリと膨らんでいる。
ついに産卵がらみのメスバスにあり付けたのだろうか?
釣法は同じくウィード上でのホットケ。
たまたま入ったこのポイントだったが、案外穴場だったのかもしれない。
更に粘る事にする。









粘れどもアタリは遠く、また船団からも釣れてる気配は無いので、
一旦ポイントを離れ、休憩上陸。
そのまま半島に隣接するワンドや、半島がらみのヨシ林、
沖のウィードエリア等を見て回る。









見てまわると、どのポイントも涎が出るほど美味しそう。
半島横のワンドには、巨大一文字が形成され、
半島〜ワンドに沿っては立派なヨシ林も点在している。
水深も全体的に浅く、この近辺だけでプリ〜アフターまで一通りが楽しめそう。

テトラで待機するビックバス。
ヨシ林で産卵するビックバス。
岸にさしてくるビックバス。
沖のウィードにつくビックバス。
そんなイメージで釣ってゆく。。




釣ってゆく事、数時間。
ポイントを移しながらも色々やってみるが、
沖のウィードエリアで、S氏が小バスを一匹釣るに止まった。
これだけの好ポイント、まさか魚が入ってない筈は無いので、
恐らくは、釣り方が合ってなかったのだろう。
或いはプレッシャーの高さが原因だったのかもしれない。
最初に釣れた半島沖まで戻り、残り時間をそこで費やす事にする。







半島に戻ってより数時間。
残念ながらS氏が小バスを2匹、
私が40くらいをジャンプ一発でバラすに止まった。
暮れなずむ景色の中、出船場所へと帰ってゆく。


果たして今日の釣りはどうだったのだろう?
またしても産卵がらみの大爆釣とはいかなかったが、
中には爆釣劇を演じた人もいたのだろうか?
なにぶんボート経験値が浅いので、
ポイント選択を人気エリアに頼るしかないのだが、
そうなると、どこへ行ってもボートで一杯。
なかなか難しいところである。。


4月8日   琵琶湖  10:00〜17:30



先週、先々週と、密かに琵琶湖への釣行を重ね、
何れも無念の完全坊主に終わっていた我々・・。
こうなってしまえば、もう後へは引けず、
意地になって、また琵琶湖へと来てみたのだが、
が・・来てみてビックリ!






いつもの浸水場から見る景色は、すっかりボートが満杯で、
葦際〜沖のブレイクにいたるまで、一分の隙も無い有様。
この時期、当たり前といえば当たり前なのだが、
あまりの惨状に、早くも敗北感を覚えてしまう我々。
すっかり出遅れてしまったな〜・・
と思いつつも、ヨロヨロと出船する。。






出船する。

出船する。


出船できない・・




またしてもエンジンの不調・・
ショップ点検の後、すっかり良くなった筈なのだが、
いくら頑張っても、どうにもエンジンがかからない・・
大船団の中、躍起になってロープを引くオヤジの姿が滑稽なのか、
皆ニヤニヤと笑って見ているし、非常に恥ずかしい。
エンジンとの格闘はS氏にまかせ、
船団から逃げるように、エレキで沖へ離れる。






ひとしきり沖へ逃れた地点にて、辺りをチェック。
見ると、船団が出来ているのは大体3〜4mラインで、
それ以浅の地点に浮かぶボートは少ない。
葦際へ入るボートも稀で、入っても直ぐに出て行く様子。
察するに、皆、産卵場へ入る前段階のバスを狙っているのだろう。
あれこれ推測しながらも、
まずは適当な地点にてファーストキャストをする。
それにしても、この先エンジンは直るのだろうか?





2時間が経過。
未だエンジンはウンともスンともいわず、釣果の方も全くのノーバイト・・
周りの船団からも釣れた様子は一切なく、
我々が選んだ水域は、またしても外れだった様子。
エンジンが直らぬ以上、他へ水域を移す事もならず、
状況打破を願い、ヨロヨロと空いている超シャローへ移動してみる。






移動中、船団の中に発見したゴンボ仲間。
一瞬生まれる変な連帯感アリ。
お互い見てないようで見てる素振りが可笑しい。。







超シャロー(約1m)へと移動して、しばし後、
私に30半ばの太った奴、S氏に30くらいの痩せた奴が釣れた!
私のバスは目の周りが赤く、背びれも怒ってて、
いかにも産卵がらみのようだが、いかんせんサイズが小さい。
この時期、釣れればビックサイズのイメージなのに、
もうこんなサイズまで反応する時期なのだろうか?
琵琶湖での季節感がイマイチ掴めない。
周りにボートが集まってきたので、
休憩&トイレ休憩をかね、一旦上陸する。。







のだが!
この時、私はとんでもない光景を目撃してしまった!




なんと、あれほど本湖でお目にかかれなかったビックバスが、
たまたま用足しに入った水路内に、ワンサといた!
最大で50cmくらいだろうか?
いかにもカップリング相手を探している風情で、
ウロウロと水路内を彷徨っている。
他にも40クラスなら5〜6匹。
一体この現象をどう捉えればよいのだろう?
色々な要素が混在する琵琶湖の季節感は、奥深くて難しい。
暫く粘ってみたが、釣れないので再び出船する。。







水路内で産卵系ビックバスを目撃してしまってからというもの、
我々の頭の中は、もう春爛漫。
沖の大船団を尻目に、葦中や超シャローに狙いを絞り、
ひとしきりエレキで流してみる。
いかにも春らしいビックバスとの御対面はなるだろうか?




否、結局ビックバスとの御対面はならなかった。
水路内にビックバスがいたからといって、
葦中や定番シャローの一帯には、産卵系デカバスはいなかった。
(或いはいても釣れなかった)
既に朝一で抜かれてしまったのだろうか?
あれこれしているうちに何故か突然エンジンが直ったので、
ここへきて漸くポイントを変えてみる。。




数時間のち。。
無念・・ どこにも魚を見つける事は出来なかった・・
エンジン停止→漂流→エンジン停止→漂流。
を繰り返しつつ、名鉄〜山ノ下あたりまでをやったのだが、
どこにも魚を見付ける事は出来なかった。
そろそろ帰り支度の関係もあるので、出船場所へと戻る。。






時、既に夕暮れ。
これまでのところを振り返ってみれば、
どこへ行っても誰一人釣れてる様子は無く、
今回も選んだポイントが間違っていた気配は濃厚。
残された時間は、もうほとんど無いが、
夕まずめの一瞬に最後の望みをかけ、
昼に唯一釣れた、超シャローへと入ってみる。




と、入って暫く、S氏がメザシサイズをあげると共に、
辺りのボートもポツリポツリと釣れだしてきた。
何れのバスも、この時期期待するようなサイズでは無いが、
一時的にバスの活性が上がり始めたのだろう。
今頃になってやっと魚っ毛が出てきた。
と、更にS氏が30cmくらいのバスを追加。
どうやらお食事タイムに間違いないらしい。
よし、私も最後にもう一本くらい釣るぞ。 と、ラストチャンスにかける。






がしかし、私の期待を打ち砕くように、
どこからとも無くやってきたバスボートの御仁が、
目の前でナイスサイズ(40クラス)を、あっさりと抜いてしまった。
くそ〜、良いタイミングでやってくるな〜
と思って羨ましく眺めていると、
何やら聞き覚えのある声に、特徴的な笑い声。
よく見れば、その主とは、御大下野正希プロだった。
(ほっかむりの方)
恐らくガイド終了間際に立ち寄られたのだろう。
一本釣った後は、颯爽とエンジン全開で帰ってゆかれた。



ポツ〜ンと、取り残される我々。
くそ〜また今日も駄目だった・・
我々程度の腕前でも、適当なシャローに入り、
適当なジグヘッドや適当なノーシンカーを放っていれば
ビックサイズがボコボコと釣れる、そんなタイミング。
琵琶湖では決してありえない話ではないだけに、
いつもこの時期には期待してしまうのだが、
なかなかどうして、そのタイミングに当たるのが難しい。。